ことしも「もう」と牛みたいに大晦日になってしまった。
以前、タイトルにひかれて「年をとるとなぜ時間が経つのが速くなるのか?」という本を読んだ。心理学者が書いた本で、(翻訳のせいだと思うが)言い回しが外国語特有のくどさがあって読みにくい本だった。
「年をとると時間が過ぎるのが速く感じること」については諸説あるらしいが、「人生がマンネリ化すると速く感じる」という説が体験をとおしてわかりやすい。脳が新しい刺激を受ける(新しいことを学ぶ)と時間がゆっくり過ぎる。子供は毎日新しいことを吸収していくので、時間がゆっくりになるという説だ。