2013年11月25日月曜日

雨仰庵仙人のボケ事件簿

昨夜録画してあったNHK「”認知症800万人”時代母と息子3000日の介護記録」という番組を家内と視た。専門家の数々の「初期症状」のコメント、いちいち身につまされることばかり。この一週間に起きた雨仰庵仙人のボケ事件簿。

1.買ったばかりの喪服が縮んだ事件
 金曜日の朝、手描室・年長組TUさんから「MMさんが亡くなられ、今日の午後告別式です」という訃報が届いた。大変お世話になった先輩なのでお別れをと思い、告別式会場に出かけた。身近な人が亡くなるのは、なんとも悲しいものだ。
 家で喪服に着替えたとき、何とも窮屈で着るのに苦労した。5月に、(ダイエット前に作った)喪服がだぶつきすぎてみっともなく、新調したばかり。この半年で、そんなに太ったおぼえはないし、さてはこの前クリーニングで縮んでしまったのか。「クリーニング屋が悪いか、生地が安物で悪かったのか」といらついた。ほんとに、ボタンをはめるとはじけそうになるし、車を運転するのも辛いほど窮屈だったのだ。
 土曜日に家内が来たのでその話をすると、クローゼットの中を見て「こっちの喪服を着て行かなかったの?」という。「こっちの喪服?」と思ってみると、この前クリーニングから返ったままカバーつきの喪服があった。聞くと、夏用の喪服を一着だけとってありクローゼットに吊っといたという。この窮屈なやつは、ず〜っとず〜っと前、いまよりず〜っとスマートだったころ作った喪服だった。クリーニング屋さん、洋服屋さんもいい面の皮だ。

2.お客が来る日を知らねぇよ事件
 先週の木曜日、家内が竜王に帰るまえ「今度の日曜日、お昼はどこで食べる?」と聞く。なんの話かと聞くと、ON・SaltTA氏夫妻が雨仰庵に遊びに来るという。私には突然の話で「聞いてねぇよ、そんな話」、「確かに言った」の押し問答。いまだにどっちがボケていたのか決着がついていない。
 ということで、昨日はるばる滋賀県から4名様ご来駕。奥様たちの目的は、私に会うことではなく産直ショッピング。3箇所の産直市場と、果樹農家直販所を案内する。大きな声で「わぁ〜〜安っい〜〜〜」、男性軍は「この人達とは関わりありません」と知らん振りをよそおう。結局、はね出しリンゴ160kg、4〜5kgもあろうりっぱな白菜4ケ、その他大根・きのこ・・・・トランクが閉まらず座席にも積み込んで野菜に挟まれてお帰りになった。

3.あの銀行からおろした金はどこいった事件
 寒くなって毎日ペレットを補充するようになり、今日この冬二回目のペレット買い出しに出かけた。財布をみたらお金が足らない。「金曜日に確か3万円おろしたはずだったが」と思ったが、とりあえず預金通帳を持って、もよりの銀行によった。印字のため通帳を開けたら、なんとこの間おろした3万円がそのまま挟まっていた。CDのメニューから「お金を引き出す」ボタンを押していたので、また3万円おろし、たちまち大金持ちになった。

4.さぁ飯を炊こうと思ったら事件
 今日昼前米を研いで30分水に浸し、いざ、ご飯を炊こうと飯炊釜のふたを開けたら、なんとまだ3食ぶんの冷ご飯が入っていた。仕方なく研いだ米は水を切って野菜室にしまった。どうも、つぎは「米は研いであったのに、また研いだ事件」のにおいがする。