2013年11月27日水曜日

パソコンの立ちあげ時間が速くなったって?

デスクトップのバラック

最近のわたしの活動は、ピアノ、水彩画(花の絵)、料理、掃除に洗濯。どう考えても、文化系女子の生活だ。
 こんな私にも理系の時代があった。40年前、パソコンというものがまだボードむき出しの頃(マイコンと呼ばれていた)、大阪日本橋にICや電子部品を毎週あさりに出かけ、ハンダ付けにあけくれていた。

パソコン時代に入ってから、私の愛機はずっとMACだった。1台数十万円する時代から相当Appleにつぎ込んでいる。昨年、またMacbookProを買った。この頃のパソコンはHD(ハードディスク)に代わってSSD(デジカメのメモリーの親玉みたいなもの)になっていて、気持ちが良いほどサクサクと立ち上がる。

仕事の都合でWindowsマシンを使っていたが、古いタイプのデスクトップで、まだHD仕様だ。電源を入れてから使えるようになるまで時間がかかってイライラする。が、18万円もする高価なソフトが入っているので捨てがたい。
 AmazonでSSDの値段を見たら、昨年5万円ほどしたのが1万8,000円になっていた。人差し指が勝手に動いて購入ボタンをクリックする。

いろいろすったもんだしたが、昔とった杵柄(きねづか)、なんとか無事交換できた。ふと気が付くと、M3のビスが4本余っている。 そういえば学生時代、オートバイのエンジンをバラして部品図をスケッチし、もう一度組み立てなおす実習があった。その時も何本かボルトが余ったが、エンジンは見事に動いた。 我が家のパソコンも、ビスが余ろうが無事に動く。いままでリスタートに8分ほどかかっていたが、今度は2分。6分も速い。

家内が「速くなったらどうなるの?」と、鋭いツッコミをいれてくる。 閑なおやじのパソコンが、少々速く立ち上がっても生活には何にも役に立たない。ただただ気持ちが良いのだ。