雨仰庵からまっすぐ坂をおりて3kmほどのところにいつも行く郵便局がある。坂を下る途中の柿畑の近くにマユミの木があって、気になって気になって気になっていた。持ち主は近くの「市田柿農家」、いま干し柿の最中でみごとなオレンジ色のすだれがかかっている。(柿を吊るしている様子がすだれのよう)
家内は「いきなり見知らぬ人とすぐ知り合いになる」という私には真似のできない天性の特技を持っている。
以前知らない男の人からエベレストの写真が雨仰庵に届いた。家内に聞いたら、電車の中で知り合いになった登山家とか。(見ず知らずの人に住所を教えるか??)
昨日はがきを出しにでかけたままなかなか帰ってこないと思ったら、「マユミもらってきた」と大きな声がした。あの柿農家に、いきなり寄って話しこんだあといただいてきたと言う。
道端の枝は実がまばらなので、わざわざ家の庭の枝までいただいてきた。手描室自主トレ用にもらってくれたのだが、実が多すぎてとても私の手におえないし、隊長も不良で絵を描く気力もない。(^^;
8月末K先生から頂いた「ツリバナ」を挿し木にしたが、いまのところまだ芽が緑色を保っている。それに味をしめて折角の枝なので挿し木にした。調べたら、12月から2月ごろが挿し木の時期とある。ここは寒いのでマユミがフライングで12月と勘違いするだろうと思うのだが。