とうとう9月も最後、隊長不良も1ヶ月、やっと体が動くようになってきた。
この頃の急な冷え込みが、私にはむいているらしい。いつもながら、皆さんが行楽で出かける秋がうらやましい限りだが、雨仰庵は秋深くなると紅葉の中にうずもれるのである。
紅葉第一弾、家内が滋賀の家からもってきた「ホウキ草」が見事に赤くなった。聞くと滋賀のいえのはまだ緑だというので、たった200kmはなれているだけなのに季節の移ろいは、ずいぶんとちがうもんだなと思う。
冬にむかって、先週27日にストーブの点火試験をやったが、横着ごたつと一緒で、それから毎日ストーブを焚いている。すぐ部屋が暑くなるので、点けたり消したり、閑居仙人も忙しく寝てばかりいられなくなった。
あとで調べてわかったことだが、このほうき草の実が、料理屋さんで食べたことがある「とんぶり」だったとは知らなかった。