明け方とうとう10℃をきるようになった。毎年のことだが秋口に体調がすぐれない。今年は”だるい+全身拘縮(体のあちこっちでおきる、こむらがえり)”で(痛くて)なかなか眠れない。
指もつってピアノが弾けないので昨日は泣く泣くレッスンを休ませていただいた。
今日は十五夜、(つきなみではあるが)本日のお題は「中秋の名月」
今年はほんまモンの満月。太陰暦の誤差で毎年ずれ、次に中秋の名月がほんまモンの満月になるのは8年後だそうだ。もう生きているかどうかもわからない。
満月に「わぉ~~ん」と吠えたら、隊長不良もふっとぶかもしれないと、ひっつる脚をひきずっていつも南アルプスを撮るポイントに出かけた。
飯田の月の出は17:29、年をとったせいか、せっかちにも4時半に家を出た。できたら夕映えの南アルプスから上る月を撮りたかったのだ。 現場につくと残念ながら南アルプスは雲隠れ。昔から少し雲があったほうが風情があって良いという。夕焼けをあきらめて「お月様と街のあかりがとてもきれいね光る雲」にきりかえる。
待つこと久しなかなかお月様が出てこない。よくみるとチラチラと見えているのだが、月を隠すように、雲が一緒に上昇している。
「月にむらくもとはこのこったい、わぉ~~ん」
7時近くになって、中天のまんまるなお月様も撮ったが、やはり昔の人が言うように「月には雲がよくにはふいとをかし」