先日家内が道路に覆いかぶさる木を切っていた時「見たことがない実があった」と一枝もって来た。
葉っぱ図鑑、樹の肌図鑑、いろんな図鑑を調べ、ネットでも調べたが、こんな実をつける木は見つからない。
「MAちゃんの旦那さんに聞こう」と滋賀に持って帰り、MA旦那の先生に聞いてもらって、やっとわかった。
わからないはずだ、庭に4本も生えている「エゴノキ」だった。エゴノキは白いいい香りの花をいっぱいつけ、毎年楽しみにしているが、今年はどの木も花をつけずに終わった。その実は真丸で、上の写真とは似ても似つかない。
「エゴノネコアシアブラムシ」という、エゴノキ専門のアブラムシが花芽に入ってできる「虫こぶ=虫癭(ちゆうえい)」がネコの掌(て)に似ているので「ネコアシ」というのだそうだ。そんなら「ネコノテ」にすりゃいいじゃんと思うが^^;
そのほか、エゴノキ専門に来る虫、以前に紹介したが「エゴツルクビオトシブミ」という小さな友人が毎年、巻物の手紙を届けて?くれる。
私もエゴノキ大好きなので「エゴノオダックイモタジイ」とでも名前を変えようか(おだっくい:静岡弁で「お調子者」)