6月半ばすぎ、NK-Japan氏の孫家族が、ジジババ抜きで飯田に遊びにきて雨仰庵にも寄ってくれた。お孫さんはRyoくんという、4歳のわんぱく盛り。妹が一人。
そのとき私が自慢そうに「夏になると、カブトムシやクワガタがいっぱい来るよ」と言ったら目に☆マーク。
帰り際、「カブトやクワガタが来たら、捕っておいてやるよ」と軽い気持ちで約束した。
先週の金曜日、夕飯の餃子をこねているとき、NK-Japan氏から電話が入った。しょうがないので中断して、ドロドロの手で電話にでると「ムニャムニャ・・・」とよく聞き取れない幼児のこえがする。Ryoくんだというのはわかったが、忙しいのでとりあえず切った。
あとで確認すると「カブトムシは捕れたか」という督促電話だった。(すっかり、そんな約束忘れていたのだが) 7月に入って、ミヤマクワガタが2頭きたが、NK-Japan氏がいつ来るかわからないので、網もかけずエサだけやっていた。当然満腹になったら、どっかに飛んでいってしまう。
昨日、久しぶりにNK-Japan夫妻が来たので一緒に食事をしていたら、Ryoくんから「カブトムシは捕れたか」とまた電話が入った。 仕方がないので、近くの産直市場で売っている”カブトムシかクワガタ”を「捕れた」と言って、買っていってもらうことにした。
ところが、今朝起きたら餌場で立派なオスのカブトムシがキュウリにしがみついている。なんと私のキュウリを??じゃなくて、窮地を救ってくれた神様のようなカブトムシ。さっそくNK-Japan氏に電話して、連れ帰ってもらった。
純真な子供との約束を守れウソもつかずにすんで、ジイジは一年分ぐらい「ホッ」とした。