体重が上り気味なので、今朝はリンゴとコーヒーのみ。この時期のリンゴ(サン)フジは蜜が入って甘く大きいので半分だけ食べる。いっときりんごダイエットというのが流行ったが、それをやっているわけではない。
近所のリンゴ畑は枯葉だけ、フジの収穫が終わった。知り合いの果樹農家に聞くと、贈答用は完売。今あるのは家で食べる用だとか。
我が家はそれさえも買えず、もっぱらはね出し(いびつ、虫食い、割れなど)専門だ。家内が、たまには良いのを食べようと”まともなリンゴ”を見ていると「◯◯さんこっちこっち!」と農家のおかみさんにはね出しのところに連れてゆかれる。
だから、よく滋賀の友達に土産として持って帰るが、失礼だが皆「は・ね・だ・し」だ。まともなリンゴを売ってもらえないのでお許しを(^^)
その中のある友達の話。
剥いたら芯のところが(ほんとは蜜がはいって)半透明の茶色だったので、傷んでいると思って全部捨てたという。
滋賀のスーパーで売っているリンゴには(いまはどうか知らないが)蜜が入っていない。他人事の話ではなく、長野のBYボッチ氏から蜜入りを送ってもらうまで、我々夫婦も知らなかった。
この事件のあと、家内がリンゴを土産にするとき「みつがはいっていて腐っているのとは違う」と説明するようになった。
静岡の甥の子供たち、何年か前の10月、飯田にリンゴ狩りに来たらしい。そしたら「蜜が入っていなくて美味しくない」と文句を言ったとか。10月のリンゴには残念ながら蜜が入っていない。
毎年この時期、こころばかりの蜜入りリンゴを送っている。それに慣れてしまったので、どんなリンゴにも蜜が入っていると思っていたようだ。
この蜜、貯蔵して年をこしてゆくとだんだんなくなってしまう。どうもリンゴ自身がお疲れをとるためドリンク剤として飲んでしまうようだ。