三陸雄勝・海鮮問屋の女将TSUISAがまたいろいろ海の幸を送ってくれた。なかにサンマが4尾あった。
さっそく大名卸にして刺し身と定番の塩焼きにしていただく。昨夜はサンマづくしとカニカマ冬瓜なます、とにかくうまい。
残り2尾は骨粗鬆症対策として「骨まで~愛して~」食べられるよう、2時間かけて煮魚にした。
魚の本場で育った割には、魚のきれいな食べ方を躾られたことがない。だいたい手で持ってむしゃぶりつく。食べている最中から手はドロドロ、食べた後の皿は悲惨な状態だ。
先日、女性向け番組で「きれいな食べ方・・・」という放映があり、その中に「サンマの骨の外し方」があった。
- まず、中央の血合線の上から箸で水平に切れ目を入れ、上下に身を分ける。
- 上(背)の身から食べる。
- 次に腹がわを食べる。
- ひっくり返さず箸で骨を外す。
- 水平に中央で割り、背がわの身から食べる。
- 腹がわの身を食べる。
残ったのが、この写真。手を使わず箸だけでここまでできた、美しい。
この魚の食べ方が「小笠原流」かどうかは分からないが、さる会社の管理栄養士の方が、メタボ予防のために考えて指導している「ためしてガッテン」があった。それが小笠原流の箸の使い方、一口入れては箸を作法通り置き良く噛んでたべる。こうして食べると時間がかかり、少ない量で満腹になって多くの社員が減量に成功していた。
このごろ、私も箸置きを揃え小笠原流で食べている。なにせ飯田は武田信玄に支配される前は、小笠原家一族「松尾小笠原氏」の領地だったのだ(^^)