2011年12月9日金曜日

私の頭の中のゴミ箱から甦った記憶

「手描室」入門の定番メニュー
レモンお一つどうぞ
今日は11月29日ブログ「入門 ”手描室”」の正式入門初日だった。手描室の初日の課題は「レモンの素描」だった。皆さんのスケッチブックを開くと、1ページ目はレモンの絵が描かれている。
最初思ったようには鉛筆が走らず(あたりまえか)、線が波打っていたが、ふと、息を詰めて描くと、あまり波打たずに描けることがわかった。 そのため、4時間もの間、海で素潜りをしているように息をこらえては描き、「スハーッ」と深呼吸をしてはまた潜り?・・を繰り返していた。家に帰り着いたらグッタリ、今日はブログも休もうと思っていた。
早く休もうと思って、風呂に入り”湯ったり~な”していたら、頭のゴミ箱から、突然とんでもない記憶が甦った。
今日、先生と昼食をともにさせて頂いた時、共通の話題として「ピアノを弾かせてもらった喫茶店」(11月21日ブログ「老学事始 その2 本物のピアノを買う」)の話しが出た。先生はあの喫茶店のママとは旧知の仲だった。

2008年の春先(だったと思う)、「もし客が誰もいなかったら、またピアノを弾かせてもらおう」と思ってその喫茶店に昼食をかねて出かけた。が、カウンターの私の右隣に先客がひとりいた。ママが「先生」と呼んでいた。
ママが「さん、ピアノ弾いてもいいわよ」と言ってくれたが、客がいたので、もじもじしながら「今日はいいです」と言うと、右隣から「男なら弾いてみなさいよ!!!」と声が聞こえた。
「うるさいオバはんやな」と思いながら、気が弱い仙人はすごすごと退散した。
あのキッとした目力(めじから)・グレーのちょんまげ・・・・・とつぜん風呂の中で甦った。「手描室」の佐々木先生だった。 なんと、ピアノと「手描室」がこんなところで接点があったとは思いもよらなかった。
ほんとに人の縁とは不思議なものだとつくづく思う。

今日は、優しくご指導いただいた。