思ったより本格的なスクリーン印刷機 Tシャツ君 |
新しい生活を始めた次の新年から、それまで400枚ぐらい印刷していた年賀状を(飯田での付き合いだけに絞り)10枚だけにした。その代わりと言ってはなんだが、20年ぶりに木版で年賀状を作り、宛名も下手でも筆で書くことにした。
その版画だが、版下作りが一番面倒だ。反転した下絵をなぞりながらカーボン紙で何色分も転写していたが、老眼と1/10になった根気では耐えられなくなった。なんとか版木に直接印刷できないかと思いついたのが、昔流行ったプリントゴッコ。ところが、パソコン印刷のあおりを受けて、とっくの昔に販売中止になっていた。ネットで行き着いたのが、この「Tシャツ君」だ。本来は、Tシャツにスクリーン印刷する道具一式だ。これで版木への版下転写は一気に楽になった。良く考えたら、折角の本格的なスクリーン印刷機があるのだ。木を彫らずとも、それで直接手作り年賀状を作ってもいいなとも思う。が、頑固一徹、一度木版と決めたら、もくは~ん!!
今日、郵便局へ年賀ハガキを買いに行った。皆さんまとめて100枚・200枚と帯を切らずに買っている。
「普通の年賀ハガキ、10枚下さい。」
「(たった)10枚だけでよろしいのですか?」
「はい」
「ハガキの種類もいろいろございますが、インクジェット用ではないのですか?」
「違います」
「絵が印刷されているのもございますが?」
「いりません」
「では、普通の年賀ハガキでございますね?」
(だから最初っから普通のって言ってんじゃん!!)
何年か前までは「インクジェット用年賀ハガキあります」なんて貼紙がしてあったが、もうじき「普通の年賀ハガキあります」なんて貼紙がでんるんだろうか(~_~;)