2012年7月31日火曜日

地蔵峠のヤナギラン

ヤナギラン  花の好きな家内が、ヤナギランをある野草の本で知って「いつか本物を見たい」とずっと言っていた。
  2年前、ピアノのK先生から「志賀高原のスキー場に群生地がある」と情報をいただいた。そしてもう一件、佐久の鯉太郎NJ女子から「地蔵峠に群生地がある」と聞いた。
  2010年8月11日、志賀高原のスキー場で、はじめてヤナギランの群生を見た。感動ついでに地蔵峠にヤナギランのはしごツアーをしようとした矢先、私は庭でブヨに足首を刺され、傷口から細菌に感染。敗血症寸前の41度の高熱で、2週間も入院するはめになった。そして昨年の今頃は、右足首骨折でリハビリ中だった。

2012年7月29日日曜日

オスの立場がないメスグロヒョウモン

メスグロヒョウモン♀  私は滋賀県に住んでいた頃、マスオさんをしていて、地域に帰ると「Fuちゃんの旦那さん」と呼ばれ、自分の名前を言われたことはまれだった。

  チョウの世界にも私と同じような境遇のやつがいる。メスグロヒョウモンだ。

2012年7月28日土曜日

夏のコンフィチュール 桃ジャム

完成桃ジャム  夏になると虫がどんどん出てくるし、果物が次から次と採れる。ということで、話が虫とジャムに偏ってしまう。本日もジャムの作り方。

  桃というと、福島か岡山を思い出すが、じつは山梨県がダントツ、2位が福島、そしてなんとわが長野は3位なのだ。飯田周辺にも桃畑が多く、春さくらの後の桃畑は南アルプスの雪を背景に美しい。
  桃は超高級果物。他府県にいるときは、ひどい病気の時ぐらいしか食べたことがなかった。それも缶詰だ。ましてや、ジャムにするなんぞ、バチが当たる。
  ところが、高級果物ほど、選別が厳しく歩留まりが悪い。出荷されない桃が農家には山ほどある。それを安く分けてもらって、ジャムにする。なんとも贅沢な香りのジャムが出来る。

2012年7月27日金曜日

雨仰庵の花「ブッドレア」とミヤマカラスアゲハ

ブッドレアとミヤマカラスアゲハ   2日連続で今日も暑い。さしもの雨仰庵でも扇風機全開だ。クーラーはない。

  暑くなると、庭でうす紫色のブッドレアが咲き出す。
  午睡のあと、追分羊かんを食べながらお茶を飲んでいると、窓の外でなにかキラキラ光る。

2012年7月26日木曜日

夏のコンフィチュール ネクタリンジャム

ネクタリンジャム  以前ピアノのK先生から、長野県の良い所をマップにして欲しいと言われたままになっている。

  • 山が雄大で美しい
  • 水が綺麗
  • 空気が澄んでいる

など、色々でてくるが、グルメ仙人として外せないのが、果物の豊富さだ。みかん以外なんでもある。しかも安い。今までお目にかかったことがない果物もかずしれず。

2012年7月24日火曜日

ホタルブクロとヒメボタル

ヒメボタル
ヒメボタル

 7月5日ブログ「手描室自主トレ ホタルブクロ」で、家内が、「土地のホタルが飛ぶ頃ホタルブクロが咲くと言っていた」ことを書いた。ホタルは通常6月中旬から下旬にかけてでる。

 

2012年7月23日月曜日

今年も会えた ミヤマカラスアゲハ

ミヤマカラスアゲハ♂  今年もミヤマカラスアゲハがそろってやって来た。朝から昼過ぎまで、木陰とひなたの境をグルグルと家の周りを翔んでいる。花が終わりかけのオカトラノオと、ノカンゾウに来た。
  私も気になって気になってしょうがないのだが、明日は1ヶ月ぶりのピアノレッスン。ひと月も時間があった割には曲が仕上がっていない。泣く泣くピアノの練習をする。

2012年7月22日日曜日

「手描室」自主トレ ヤマアジサイ

ヤマアジサイ2  雨仰庵には数種類のヤマアジサイが生えていて、この時期可憐な花を咲かす。

  今日は手描室自主トレで、紅(クレナイ)というヤマアジサイを描いた。初め真っ白なガクが縁からピンク色になり、最後はガク全体が見事な赤に染まる。紅という名の所以(ゆえん)だ。

2012年7月20日金曜日

誘蛾灯

電撃殺虫器
電撃殺虫器
  梅雨も開け夏本番。この時期になると、雨仰庵の夜は虫たちの大宴会が始まって大変だ。
  網戸のすき間をかいくぐって、いろんなお友達がやって来る。顔を舐めたり頭をポンポン叩いたり、時々噛みついたりゆっくり寝かせてくれない。おまけに朝起きたら床中虫の死骸だらけだ。

2012年7月16日月曜日

夏のコンフィチュール スモモジャム

スモモジャム  夏はジャムの材料が次から次にあって、忙しい。一ヶ月ほど前から、知り合いの果樹農園に頼んでおいた、加工用スモモ(プラム)が手に入った。私が一番作るのが苦手のジャムだ。

びっくりクリクリ栗せんべい

松月堂の栗せん
松月堂の栗せん
  先日お盆で静岡に帰省したとき、家内が初めてだったので三ケ日JCから新東名にはいった。相変わらず、どこのSAも満車で、やっと掛川PAで休憩することができた。
  PAといっても立派な売店、食堂がある。うわさのトイレも洒落たシックなものだった。女性用にはドレッサーが付いていたと言っていた。


2012年7月15日日曜日

お盆の帰省 日本の断層地帯を走る

断層

  私の生まれた旧清水市が静岡市と合併し、8月だったお盆が7月になった。お盆の時期が行政によって決まっているとは思わなかった。
  昨日静岡の実家に、お盆の帰省をした。まだ7月のお盆に馴染めないが、交通渋滞がないのはありがたい。

2012年7月13日金曜日

今日は元気だ「手描室」 オカトラノオ

オカトラノオ  以前、京都府北部の綾部市に住んでいた頃、八田地区の山中に一箇所だけオカトラノオが咲いているところがあり、この時期、家内とわざわざ見に行ったものだ。初めて目にする、結構珍しい花だった。

2012年7月12日木曜日

夏のコンフィチュール ブルーベリージャム

完成ブルーベリージャム

  体調不良を感じてから、もう3週間
   ひねもす 
寝たり 食たりかな

  気がついたら、明日は手描室。山アジサイの自主トレをしてからと思っていたが、結局なにもできなかった。

2012年7月11日水曜日

独は孤ならず 加島祥造著「ひとり」を読む

  10年ほど前だったろうか、NK-Japan氏が、「伊那谷の老子」という本を紹介してくれた。
  彼が、ここ飯田に別荘を求め、私がその後、数ヶ月で移り住むきっかけになった本だ。


  著者は加島祥造先生。伊那谷をこよなく愛し自然の流れの中で独り住まいをされている。先生の生き方に感銘をうけ、私は今その真似をしながら生活をしている。その最新刊「ひとり」を読んだ。

2012年7月10日火曜日

甘党におすすめの杏ジャムドレッシング

  先日作った杏ジャムもあちこちに強制的配布して、自家用だけが残った。
  このジャムは、パンにもよく合うが、ヨーグルトにトッピングしてもすごく美味い。
豊かな酸味をジャムの糖分がやわらかく包みこんでいる。

2012年7月9日月曜日

冷蔵庫在庫一掃バーゲンセール

  片付ければ片付けるほど物が増えると言ったが、入れ物が大きくなれば、要らない物が増えると言うことだ。

  雨仰庵に引っ越したばかりのころ、冷蔵庫は小さな容量のものだった。時々、静岡の義姉が大好きな魚を送ってくれる。でも小さな冷蔵庫には入りきらない。欲が深い私は、そのために大型冷蔵庫に買いかえた。

  しかし冷蔵庫の容量が増えたなりに、いつも満タンになった。結局一人では食べきれないし、冷蔵庫の中身を何も考えずに、その時食べたいと思うものを買ってしまうせいだ。

2012年7月5日木曜日

「手描室」自主トレ ホタルブクロ

雨仰庵の花ホタルブクロ

  わが家のフーチャ植物博士によると、ホタルブクロは、その土地のホタルが飛びだす頃、咲くのだそうだ。
  滋賀県に住んでいた頃は、6月下旬ムシムシする風の無い晩、家の横の田んぼの溝でホタルがたくさん飛んでいた。一時期、稲の消毒がきつく、ホタルは全滅したかに思えたが、薬が弱くなったり、まき方が変わったりしてから、また復活した。自然の回復力はすごいと思う。

2012年7月3日火曜日

夏のコンフィチュール 桑の実ジャム

フーチャの桑の実ジャム
  20年ほど前に転勤で暮らしていた京都府北部の綾部市。以前に紹介したがグンゼ発祥の地、養蚕が盛んな地域だった。その名残で、今でもあちらこちらに、桑畑が残っている。
  聞いた話として「桑の実を摘んで、口の中を真っ赤にして・・・」と言うのが、子供の頃からの憧れだった。しかし、私の育った清水周辺には、桑畑が無く、転勤先の綾部市で、やっと実現したのだった。想像した通りの、少し渋みのある美味しい実だった。


2012年7月2日月曜日

雨仰庵と愉快な仲間たち オオミズアオ

オオミズアオ
  急に暑くなり、世間では節電節電とニュースでにぎやかだ。雨仰庵は元々節電、クーラーなんてないので、昼は網戸で谷の涼風を取り入れる。

  一昨年、ピアノの部屋を改造したついでに、玄関も改築した。その際、入口に引戸式の玄関網戸を設置してもらった。この効果は抜群、今まで網戸にしても空気が何となく淀んでいたものが、一気に風が吹き抜けるようになった。


2012年7月1日日曜日

「手描室」自主トレ サトウニシキ

サトウニシキ

  いつもこの時期になると、名古屋の兄が、義姉の実家山形県の名物ブランド・サクランボ「サトウニシキ」を送ってくれる。
  今年も美味しく頂いた。 あんまり美味しいので、自主トレで描いてみた。