2014年2月19日水曜日

iPhoneでメジロをおとり寄せ

メジロ雨仰庵には玄関前をぐるっと車が回ることができるロータリーがある(ただし郵便局のオートバイに限る) その、ロータリーの中庭にニワトコの木が生えているのだが、いまは大雪で1mぐらい根本が埋まっている。そのニワトコの方から、メジロが来ると家内が言っていた。
彼女が滋賀へ帰ったので、鳥の餌やり・水やりは私の仕事になり、寝坊助も早起きしなければならなくなった。

2014年2月18日火曜日

家内の送別会に、鰻重 上(じょう)を食す

うな春のうな重(上)最近、私のちょっとした嬉しい事があり、家内がお祝いしてやるという。うなぎが食べたいと言ったら、おごってやるとのことだった。
 日本人がうなぎを食べ過ぎたせいで、うなぎの稚魚が激減し、蒲焼きがものすごく高くなった。たまに行っていた飯田の有名店、一年半前に土用のうなぎを食べに行ったら、鰻重 上に、うなぎ一匹入っていない(前は入っていたのに) おまけに値上げして、5000円近くとられた。でも、うなぎを食べたい。

2014年2月17日月曜日

写楽のメジロ

メジロいつもは、垣根かその下でエサをついばんでいるので、なかなか写真を撮ることができなかったメジロが、ベランダまできて初めて写真を撮らせてくれた。真正面から見たら写楽の役者絵みたいでおもろい顔だ。

この木金土に降った雪は、雨仰庵観測史上どころか気象庁の観測史上も飯田市最高の積雪だったことをニュースで知った。昨日の夕方やっと除雪車が来て山を降りることができるようにになり、今日、買物とストーブ燃料を買うため久しぶりに山を下りた。市内の道も半分しか除雪されておらず、雪をどけてもすてるところもなし。スーパーの豆腐、パン、牛乳の棚には何もなかった。

困っているのは人間だけではない。昨日から野鳥がエサを求めてわんわんやってくる。雨仰庵郡奉行(こおりぶぎょう)としてはお蔵米を放出せざるをえまいと思い、 いつものひまわりの種の他、取って置きの「野鳥の餌」とリンゴをベランダにおいた。「野鳥の餌」というやつは、粟とか稗など細かい穀物の混合したもので、昨日来た「クロジ」は、ひまわりの種を食べることができないので緊急支援したものだ。このメジロは甘いリンゴを目指してきた。

2014年2月15日土曜日

大雪 もう「霜みたいなもんだ」などと言わせないぞ

我が家では毎朝6時、目覚し代わりに居間のテレビが自動的にONして、「おはようございます」とNHK6時のニュースが始まる。
  フィギュアスケートが大好きな家内は、ソチオリンピックの男子フィギュアの結果を視に起きた。しばらくして、スゴイよといって寝室に戻ってきた。ひとつはもちろん、羽生選手が金メダルをとったこと。もうひとつは外の雪景色だった。私も起きて見ると、屋根から落ちた雪がベランダの高さをはるかに超えている。

2014年2月13日木曜日

手描室番外編 落款を彫る

先月の手描室で「ナンキンハゼ」を描いたとき、絵が寂しいといったら、S先生から「サインの下に朱の落款を押せば良い」とアドバイスをいただいた。
  辞書によると、落款(らっかん)とは
  ”{完成したしるしに}書画に筆者が、署名・捺印すること。”
篆刻刀  「男は道具でい」を地でゆく私は、実は前から落款用の石や篆刻刀(てんこくとう)、バイス(石を挟む万力)も準備してあった。左の写真は篆刻刀。 落款を彫る道具は「篆刻というジャンル」で市販されている。それで落款を彫ることを篆刻と思っていた。恥ずかしながら、「篆」の意味を知らなかったのだ。
  またまた辞書をひくと
”篆刻とは{篆書を使ってする}印刻。篆書は、印刻や碑文の題字などに使う、漢字の一書体。主に秦代の小篆を指す。篆文。篆。小篆は楷書、隷書のもと”

2014年2月12日水曜日

ピアノレッスン 観光バス走行順の謎

安曇野IC付近から穂高連峰本日ピアノレッスン、いつものように長野北部へ縦走する。ヒッキー仙人としては、前回のレッスンから3週間、ペレット燃料を買いに行っていらい二度目の外出。天気はドカピ、周りが雪だらけで眩しい。今日も車載カメラで150枚も写真を撮りながら走った。松本平を抜ける直前、安曇野IC付近で穂高連峰が綺麗だった(上の写真) なぜ穂高連峰という曖昧な表現をするかというと、私は穂高のピークの名前がわからないだけで他意はない。
 いつも昼食は、姨捨SAで天ぷらそばを食べる。食べながら窓の外を見ると、妙な形の山が見えた。その右には大きな山塊が見える。

2014年2月10日月曜日

凍み大根

凍み大根今回の雪は全国的に何十年ぶりという報道があったが、ここでも膝上まで積って、雪かきができない私は車もだせず往生こいた。ヒッキー仙人としては雪解けを待てばよいのだが、家内が夜中の3時半ごろ滋賀県から心配してやってきて、恥かき汗かき雪かきをしてくれた。ありがたや。富山県のほらふきに聞くと「そんなもん雪じゃァない、霜だ!」という。
 伊那谷は氷の国、もともと積雪は多くない。ただひたすら寒く、雨仰庵周辺は連日真冬日が続く。まるで天然冷凍庫だ。いまは珍しくなってしまったが、天日干し寒天をつくる土地柄だ。

2014年2月8日土曜日

忘れ物の達人 その3 毎日するべきことも忘れる

今日は昨夜からの雪で積雪50㎝を超えた。庭の雪の高さを見ようとピアノの部屋の窓を開けたらやけに寒い。二重サッシなのにと、ふと見ると網戸になっている。夏場、外側のサッシを開けたまま秋になって閉めるのを忘れていた。どおりでピアノの部屋が寒いと思った。
 こんなたまに(年一回するぐらい)のことを忘れても、まぁ歳相応かと思うぐらいだが、最近、
毎日しなければいけないことさえ吹っ飛んで忘れるのだ。
 行政上、高齢目若手類に分類されるようになったが、年寄りといえども、一人暮らしをしていると毎日山ほどすることがある。洗濯、食事の準備と後片付け、野鳥の餌やり、花の水やり。これに趣味のピアノの練習、手描室の自主トレ、読書、写経、テレビのニュースや視たい時代劇、夏になるとチョウチョが翔んでくるし、一服も仕事のうち(やることが山ほどあることにくたびれるのだ)
 こうやって文章に書いてみると、忘れそうにないことばかりだが、ぶっ飛んでしまう。と言っても飯を食う以外、やらなければならないことは一つもない。忘れてもどうでもよいことばかりだが、とんでもなく忘れるということに、密かな恥じらいと困惑を覚えるのだ。 伊藤礼さんのエッセイが面白くて、いろいろ読んでいるが、「自転車ギコギコ」のなかで忘れ物をちょくちょくして大変困った話が書いてある。こんな偉い人でも忘れ物をするのだから凡人が恥じることはないのだが、こまるものは困るのである。

2014年2月5日水曜日

赤こんにゃくで五目豆を煮る

赤こんにゃくの五目豆飯田に和食料亭「柚木元」という店がある。飯田人の評価では中の上のランクであるが、味が関西風で好みがあい、ときどきお世話になっている。どちらかというと味が濃い飯田では珍しい。私のランクでは1か2位にランクする。
 飯田の人が上位にランクする料亭は、店構えの格式が高く味の好みがすこし濃い店が得点が高い。関西人に多いが、逆に濃い味をばかにする人がいる。これは文化の問題で、薄味だから高級というわけではない。濃くても薄くてもうまいものは美味いのだ。 ただ長寿No.1の長野県では、この濃い味とおやつ代わりのつけものをやめようという運動があったのも事実だが。

滋賀県から友人たちが来た時、柚木元で食事したことがある。女性軍が大声で「ほやほや」「ほんでにもってによ〜」などと近江弁を巧みにあやつって話していた。そこへ店の当時の若旦那(滋賀県で言う「ボン」)が、「近江弁が懐かしい」といって料理を運びながら輪の中に飛び込んできた。

2014年2月4日火曜日

手描室自主トレ「散り際 ピンクのバラ」

ピンクのバラ「きれいなバラには棘がある」と、それなりの人々が美人をやっかんでいう常套句があるが、花屋さんのバラのトゲはいつからなくなったのだろう?30年ほど前SGバラ園から古株を貰って庭に植えた。何年かに一度バラ園の株を全部入れ替えるのだ。その時はまだ棘があった。2年前、手描室に持っていったバラにも棘がなかった。
 そういえば仙人もいつの間にか棘抜きになった「丸くなったと人は言う」つい最近のことだ。

 手書室に入門させていただいたとき、一回目の課題がレモン、二回目がバラ一輪だった。初心に戻ってバラを描こうと思い、家内にバラを頼んだ。このSGバラ園の奥さんは家内の知り合いで、内閣総理大臣賞を何度も受賞し、その筋では有名なバラ農家だ。

2014年2月3日月曜日

ウスタビガの繭「こんなきれいなのは見たことない」

ウスタビガの繭家内が「きれいなヤママユの繭みつけたぁ」と興奮した様子で玄関から入ってきた。「おいらにもいけるところかい?」と聞くと、「だいじょうび」という。急いで膝サポーターをつけ、焦って靴をはき二本杖で必死に家内について行く。ON工房の玄関イスのおかげでこのような緊急事態でもすぐに靴を履けるようになった。よく考えたら繭は飛んで行かないので、そんなに急ぐことはなかったのだが。
 それは谷の降り口に生えているミズナラの根本の細い枝についていた。みごとな黄緑色、自然の造形美は素晴らしい。この冬枯れの中にこんな見事な緑色に輝いていて、身を守れるのかな?と心配になったほど輝いていた。

2014年2月2日日曜日

母ちゃん紙~

本日は尾籠(びろう)なお話、トイレのいまはむかし。
 「尾籠」とは、下品な(特に下の方の)話を上品にする魔法の言葉である。20数年前現役時代、会社で「尾籠な話だが」と前振をして下品な話しを始めたら、部下のオネェちゃんから「尾籠な」とはどういういみですかと聞かれ、魔法が消えて話の続きができなくなった。今であればセクハラで訴えられるかもしれない。