2011年12月29日木曜日

絶品! 村上の鮭 寒風干し

昨日届いた
村上の塩引鮭
昨年12月、鶴岡での葬儀のため、車で往復したことがあった。その道中、山形県と新潟県の県境に村上市がある。ここは昔ながらの”鮭の寒風干し”で有名だ。スーパーで売られている塩鮭は、塩漬け冷凍して、熟成していないものが殆どだ。 この「寒風干し塩引き鮭」は鮭の身に塩分をしみ込ませ、1~2週間軒に吊るし(たぶん今はもっと衛生的なところで吊るしていると思うが)、11月から12月にかけての、この地方独特の気温と湿度と寒風で鮭を熟成させたものである。この鮭がたまらなく美味いということを、あるグルメ番組で放映していた。
故人には申し訳ないが、葬式はそこそこに、この塩鮭を食べるために村上まで猛スピードで直行し、塩引鮭直営店が併設するレストランで塩鮭定食を食べた。まさに絶品であった。すぐ一本8000円もする鮭を買って帰った。 この村上までは雨仰庵から片道400kmもある。さすがのグルメ仙人も、今年はこの店の通販で買うことにし、そして待望の鮭が昨日届いた。 4kgのものを頼んだのに、計ってみたら3kgしかない。早速クレームの電話を入れたら、「4kgと言うのは、鮭の生前の体重です。」と答えが返ってきた。Webページを再度確認したら、なるほど、小さな字で「重さは捕獲時のものです」書いてあった。 なんと、この鮭は1~2週間で、1kgの減量に成功していた。  店の人に美味しい保存方法を聞いたら、「真空パックにして冷凍」と言うことだったので、鮭のために真空パック器まで買ってしまった。 家内には「アホちゃう」と笑われている!(^^)!
この7月、NK-Japan石巻のYAさんを訪ねたときも、わざわざ遠回りして、この塩鮭定食を食べるために村上に立ち寄った。 NK-Japan 氏曰く(三河弁で)「どえりゃぁたきゃぁ塩鮭定食だどでよぉ、けどよぉ、たしかにうみゃぁわ!」 (標準語に翻訳 : 「ものすごく高い塩鮭定食ですが、確かに美味しいです」)
塩鮭定食 1,500円也。