2011年12月24日土曜日

年賀状10枚 事業仕分

最後の第4版の刷りを残すのみ(昨夜)
私はもともと切羽詰らないと何事もできない。以前はそうなってからでも、一気に片付けることができたが、この前書いたように根気が続かなくなってから、そうはいかなくなった。年賀状を面倒な手作り版画にしたのは良いが、毎年ぐずぐずと大晦日まで掛かってしまう。昨年は紅白が終わってから郵便局に出しに行った。
今年はウルトラマンタイマーを使って、根気を小出しにしたお陰で今日24日に年賀状を出すことができた。なんと4年ぶりの快挙だ。
この年賀状だが、パソコンプリントをやめて版画にしてから、新たな悩みが出てきた。当然ながら、一枚一枚出来が違うのである。今年の版画は4色刷りにした。 仮に、一枚の版当り、上手く刷れるのが80%と仮定すると、0.8の4乗=0.4 つまり、10枚の年賀状のうちまともなのは4枚しかない計算になる。これが一色当り70%とすると良いのは2枚しか残らない。ハガキなので捨てるわけにも行かず、良い順に並べて、どれを誰に送るか非公開事業仕分けをすることになるのである。ほんとは一番親しい人、親密な人に一番の作品を送るべきだが、私は見栄っ張りなので、絵にうるさい人順に良いものから送ることになってしまう。
ある日、一番お世話になっていて親しいNK-Japan氏に、このカラクリがばれてしまった。彼に行くのは下から数えたほうが早いことが知れると、「なんでぇ、おれのが一番いいのじゃぁないのか?」・・・
貰うほうも、皆、自分のところへ来るのが、一番と思っているらしい。