2011年12月12日月曜日

トマシーノ ウラヤマシーノゥ

新しい隣人
トマシーノ
私も家内もネコが好き、滋賀県の家では真っ黒な雌の子ネコを友人から貰いうけ「クロ」と名づけた。そのクロの息子が「黒猫ブン太」だ。村一番の暴れ者で、近所で生まれる猫は皆黒猫になった。ある日なれなれしい雌の三毛猫がやって来てブン太と一緒にご飯を食べていた。「家にはブン太がいるので飼えないよ」と言って、可哀想だが家内と車に乗せて、6km離れた山道においてきた。行く道中、ず~と窓の外を見ていたが三日目、その三毛猫が「こにゃにゃちにゃ~ん」と言ってやってきた。そこまで見込まれちゃぁ仕方が無い, 「ミミ」と名づけて一緒に飼うことにしたが、ブン太の子供を産むわ産むわで、最高七匹のネコが我が家で暴れまわっていた。戸は爪研ぎでささくれ立ち、ふすまはバリバリに破れ、動物園の臭いがするとよく人に言われた。
雨仰庵でもネコを飼いたいのだが、「どうせ一人じゃぁ面倒見切れないでしょ!!」と家内にきつく止められている。確かに自分ひとりの面倒見るのが精一杯なのだ。
そんな昨日、近所の親しくしてもらっているチョウキチのIGさん宅に、突然メタボの雄ネコが住み着いてしまった。首輪と鈴はつけているし、少しも汚れていない。どうも飼い主が車で山の中に捨てにきたらしい。久しぶりにネコに触らせてもらった。やっぱりネコは良い。奥さんは「ネコちゃん」と呼んでいた。まだ名はない。

ばぁ~
今朝のニュースで、「イタリアの資産家が亡くなって、法律上ネコは相続できないので、その愛猫がなついている看護師さんが、10億円の遺産を相続してネコの面倒を見る」と流れた。

早速、IG家の新しい住人は、その金持ちネコの名前を貰って「トマシーノ」と名づけられた(^^♪