2012年2月29日水曜日

忘れ物失せ物の達人 その傾向と対策

2012年2月最期の日久しぶりの雪
2月最期の日に大雪
  井上陽水に「探しものはなんですかぁ・・・・」という歌があったがタイトルは忘れた。私は物忘れの達人だ。人間は全てのことを覚えていると気が狂ってしまうので、脳が不要なことは適当に忘れるようにできていると聞いたことがある。歌のタイトルなら良いが、最近必要なことまで忘れてしまうので困る。

  2年前のこと、スーパーで買い物かご一杯にしてレジまで行ったら財布がない。財布がないということは免許証も不携帯。すごすごとまた元の陳列棚に野菜などを戻す。まるで万引きがバレて、商品を戻しているような気分だった。こんなことが3回も続き、何れも違う場所に、財布と免許証が入ったポシェットが置き忘れてあった。先日はメジャー(昔風の布製巻尺)が見つからない。1週間して他の物を探していたら出てきた。失せ物は意地悪だ。必要なときは見つからず、どうでも良い時には現れる。

  むかし環境関連のコンサルタントをしていた頃の情報。さる大手の宅配業者が、車のキーをドライバーのベルトに紐で結びつけた。車を降りるとき、必然的にエンジンを止めるので、アイドリングストップが無意識にできる。忘れ物の達人も、このような単純なルール・仕組みを家庭でも作れば少しは良くなるかもしれない。よく考えると、我が家では物のホームポジションが決まっていない。そこで、ぼちぼちだがモノの置き場所を決めることにした。

1.玄関にかごをおいて、その中に”すべての鍵、宅配受領のはんこ”を置くことにした。
2.幸いにして、車を高級車にしたら(^^ゞイモビライザー式のキー(無線式)になった。キーを財布、免許証、アメちゃんと一緒にポシェットに入れておくことで、買い物で財布を忘れることはなくなった。ポシェットを持っていないと、車のエンジンがかからないのだ。某宅配業者のシステムと似ている。
3.iPhoneにチェックリストのアプリがあるので、支度をする時それを活用している。
ピアノレッスンチェックリスト、出かける前のチェックリスト(戸締り、火の始末、電話転送、消灯など)、家に帰った時のチェックリスト、旅行の時のチェックリストがある。
飯田に来て3回も入院したので、ついに入院時のチェックリストまで完成した。

  家内の物忘れ達人ぶりは、私をはるかにしのぐ。まだ滋賀県に同居?していた頃の話。出かけるとき、車のキーが見つからない。その直前に、荷物を積むため、自分のキーでドアを開けたのだが。急いでいるので、私のキーを貸せという。ガソリンスタンドで給油中「奥さん、車のキーがこんな所にありますよ~」と言われた。なんと、ワイパーのくぼみにキーがあった。よく3kmも落とさずに走れたものだ。