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「礼文の四季」 |
この正月は家内と相談して、お節を作らず出来合いのものを買うことにした。ということになると、グルメ仙人としては一度は豪華なお節を食べたい。(注:奥さんの作る、いつものお節が不味いと言うことではありません) ネットで探して、海鮮お節「礼文の四季」というのを予約発注し、暮れの29日に冷凍で届いた。開けてカチカチのビニール袋入りを見たとき、一瞬失敗だったかなと思ったが、大晦日にゆっくりと解凍し盛り付けたら、写真のように豪華なお節ができた!(^^)!
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手作りお節 |
このネット通販の、お節の盛り付けが終わった頃「ピ~ンポ~ン」と玄関のチャイムが鳴った。いつもお世話になっている、ご近所の真チョウキチの
IGさんだった。この
IGさん、飯田では、蝶の標本を初めとする昆虫のコレクターとして有名だが、実は本職は料理人だ。「正月に食べて」と、こんな豪華な大皿盛りのお節を届けて下さった。
今年は二組の友人夫妻が年越しに来てくれ、雨仰庵始まって以来の、賑やかな大晦日になった。酒と話しが弾むにつれ、遠慮の固まりも融けてしまい、とうとう大晦日のうちに完食。この豪華極まりないお節が、両方とも正月を迎えることができなかった。
友人達が帰った今、家内と二人で(昨夜、お節ではなく、これを食べるはずだった)
年越しちゃった蕎麦を静かに食べた。