2012年1月24日火曜日

ピアノの上達を実感するには

モーツアルト/トルコ行進曲

 パソコンお宅の仙人は、新しいパソコンの機種が発売されると、「処理が高速になり・・・」などと宣伝に踊らされ、しょっちゅうパソコンを買い換えていた。しかし、本当にコンピューターの処理が速くなったことを実感できたことは、数回に一度ぐらいの話しだ。その頃、人の脳の働きに興味があって、色んな本を読んだ。その中に、人がコンピューターが速くなったと感じるのは、(記憶が定かではないが)20%以上変化した時だとあった。つまり、多少のプログラムの改善程度でスピードアップしても、速くなったと感じないということだ。(ウェーバーの法則というものがあって、感覚の種類によって変化を感じる比率が違うらしい)
  これはピアノの練習でも同じで、同じ曲を毎日練習していても、急激に上手くなると言うことがないので、まったく進歩とか上達ということを実感できないでいる。自分の進歩を体感できると、すごく練習の励みになると思うのだが。
  今回、モーツアルトの「トルコ行進曲」に取り組み始めたのだが、実は、数年前にK先生に内緒で一度やろうとしたことがあった。が、その時は”箸にも棒にもかからない” という状態であった。それが、今回弾いてみて、別にすらすら弾けるわけではないが、「おやっ?」と思うほど、最初からすんなりと入っていけるのを感じた。上達のウェーバー比というものが計算できるものか分からないが、ともかく私の鈍い脳が、変化を感じてくれたのだった。 他人に「そんな曲は無理」と言われるような曲を、無理を承知で一度弾いておくのも「励みの尺度」になるかもしれない。