2012年1月25日水曜日

信州にまだ活きている「鉢の木」の精神

鉢の木

  今日は1ヶ月ぶりのピアノレッスンだった。本来ピアノレッスンは、家ですらすら弾けるぐらいまで練習した後、その表現方法について先生のご指導を受ける。私の場合はそれ以前の問題。今日は、モーツアルトの「トルコ行進曲」を、どうやって練習するかを指導頂いた。K先生もなかなか辛抱強い方だ(^^ゞ

  レッスンに行く途中、松本から峠を越えた所に”麻績(おみ)”と言うICがある。ここを通ると、長野のBYボッチ氏の「ヒッチハイカー」の話を思い出す。
  2年前に麻績の道の駅でヒッチハイカーを乗せた。しばらくすると身の上話をしだした。「会社が倒産し、一文無しで、実家のある滋賀県の高島へ帰るところです。」 BYボッチ氏も、滋賀県に住んだことがあり、高島と言う地名を良く知っていた。気の毒に思った彼は、帰りの汽車賃として、(少ない年金の中の更に少ない)小遣いから、大枚5,000円を貸してやった。借用書には”滋賀県高島市XXX町YYY 123番地”と書いてあった。 今から思うと最後の123番地が曲者だ。XXX町YYYと言う地名は存在したが、123番地は該当無し(~_~;)
  昨年の秋のこと、BYボッチ氏の息子G君が、友人達と4人でドライブ中に、東御市(とうみし)の道の駅でヒッチハイカーを拾った。「会社が倒産して・・・・滋賀県の実家に帰る」という身の上話。親父がやられたのと同じパターンだ。G君達も気の毒に思い、4人の有り金を全部はたいて彼に渡した。4人合わせて¥840円。 これを聞いて、私は切なくなったが、同時に「鉢の木」の話を思い出した。「いざ鎌倉」という言葉の元になった話だ。源氏武士の佐野源左衛門が、旅の僧に暖をとらそうとしたが薪が無い。そこで自分が大事にしていた、盆栽の「梅」「松」「桜」の鉢の木を切って囲炉裏にくべ、もてなしたという話しだ。
  それにしても許せないのは、この似非(えせ)ヒッチハイカーだ(-_-;) うちの山の神は”滋賀県を騙られて怒り心頭に発し怒髪天を衝く形相(怖ぁ)” フーチャンコネクションを通じて、犯人の指名手配を行った。