2012年7月22日日曜日

「手描室」自主トレ ヤマアジサイ

ヤマアジサイ2  雨仰庵には数種類のヤマアジサイが生えていて、この時期可憐な花を咲かす。

  今日は手描室自主トレで、紅(クレナイ)というヤマアジサイを描いた。初め真っ白なガクが縁からピンク色になり、最後はガク全体が見事な赤に染まる。紅という名の所以(ゆえん)だ。

  このヤマアジサイは、4年前近くの産直市場で鉢植えを買ってきた。10㎝程だったが、土地の相性がよいのか、地植えしたら1mほどに成長した。

  この他に知り合いからいただいた、「七段花」という青紫のヤマアジサイも数株ある。こちらは、ガクが八重でクルクルと渦を巻いたようになっているが、ガクアジサイの花にあたる真ん中のツブツブがない。
  以前、鎌倉のヤマアジサイで有名な寺が
テレビで放映されたことがある。その時この「七段花」が紹介されて、珍しいヤマアジサイだと言っていた。

  この他、花が開く前に2cmほどの球形をしている、タマアジサイが数株ある。こちらは自生のものだ。
  以前、NK-Japan氏が北部信州を旅行した時、タマアジサイを「珍しいものですよ」と店の人に勧められて買ってきたら、自分の別荘の周りにたくさん自生していたので騙されたとぼやいていた。彼はなぜかタマアジサイのことを、「ポンアジサイ」とよぶ。玉がはじけてポンと咲くからだとか。