2012年7月3日火曜日

夏のコンフィチュール 桑の実ジャム

フーチャの桑の実ジャム
  20年ほど前に転勤で暮らしていた京都府北部の綾部市。以前に紹介したがグンゼ発祥の地、養蚕が盛んな地域だった。その名残で、今でもあちらこちらに、桑畑が残っている。
  聞いた話として「桑の実を摘んで、口の中を真っ赤にして・・・」と言うのが、子供の頃からの憧れだった。しかし、私の育った清水周辺には、桑畑が無く、転勤先の綾部市で、やっと実現したのだった。想像した通りの、少し渋みのある美味しい実だった。


  綾部市の近く山間部に、茅葺の群落で有名な美山町がある。そこの和食料亭に、果実酒の達人の女将がいて、そこの料理を頂いたとき、食前酒として桑の実酒がでた。独特の風味と甘味が気に入って、家内に早速作ってもらった。後から知ったのだが、家内が前から持っていた「果実酒の作り方の本」の著者が、この女将だった。

  先日、滋賀県のご近所さんから、桑の実を沢山貰い、ジャムにしたいのでレシピを送れと、家内からメールが来た。

では、桑の実ジャムの作り方

●桑の実に対して、砂糖40%

  1. 桑の実を洗って鍋にいれ、誘い水50~100ccを入れて中火で煮る。
  2. トロトロになったら裏ごしをして、種を取り除く。
  3. こしたものを鍋に戻し、砂糖の半量を加えて5分。砂糖が溶け込んだら残りの砂糖を加えて、更に5分煮て完成。

  ふわっと、桑の実の香りがする、上品な味の紫色のジャムができる。が、桑の実は市場に流通しないので、材料を手に入れるのが難儀だ。
  駒ヶ根シルクミュージアムというのがあるように、この伊那谷も随分養蚕が盛んな所だったと聞く。つてをたどれば桑の実が手に入るかもしれない。

  雨仰庵近辺に、何本か山桑(ヤマグワ)が自生していて、毎年沢山の実をつける。只のもの大好きの家内がザル一杯採って来たことがある。見た目は美味そうだが、泥のような味がして、とても生では食べられない。誰も採らない訳だ。ジャムにすると食べられる、と言う人がいたが、まだ作ったことはない。