2012年7月15日日曜日

お盆の帰省 日本の断層地帯を走る

断層

  私の生まれた旧清水市が静岡市と合併し、8月だったお盆が7月になった。お盆の時期が行政によって決まっているとは思わなかった。
  昨日静岡の実家に、お盆の帰省をした。まだ7月のお盆に馴染めないが、交通渋滞がないのはありがたい。

  親がいなくなると帰る理由がなくなり、長兄と義姉に会うのも久しぶりだった。豪華な昼食をよばれたあと、世話になった下清水の叔父・叔母の家にお参りによった。
  かしまし娘?たちが待ち構えていて、60数年前の話がはずんだ。私のいとこは10数人いるがほとんどが女子。8月のお盆には、みな私の生家に集まってきて、ほんとに賑やかだった。

  清水からの帰りは、韮崎まわりで飯田に帰った。清水は「糸魚川・静岡構造線」、飯田は「中央構造線」という日本を縦・横にはしる、大きな断層帯の上にある。その交点に諏訪湖があって、帰りはこの2つの断層帯の上をずっと走ったことになる。

  私の中学時代、この糸魚川・静岡構造線の縁で、新潟県の高田市(現上越市)と清水市(現静岡市)は姉妹都市の提携をして、両市の中学生のホームステイの交流があった。
  私がO社に入社して配属になった滋賀県の草津工場。その寮の部屋の相棒IZさんが、この高田市出身というのも、不思議な縁だとおもう。