2013年2月6日水曜日

確定申告やらなきゃそんそん

 この時期確定申告でお悩みの方も多いこととおもう。年一回しかやらない作業というのは、慣れた頃には終わる。納税の仕組みは、税理士(たいがいもと税務署員)が稼ぐようにわざと複雑にしているのではないかと思うくらいややこしい。
 年金暮らしになって申告する内容は簡単だが、年金からわずかだが税金の先取り(源泉徴収)されるからイヤンなっちまう。もうじき頭がハイになったら確定申告なんて出来なくなるので、その先は税金の「取られ損」もとへ「納め過ぎ」になる。全国規模で考えたら、年金暮らしのお年寄りで確定申告せずに、税金の納め過ぎの人はなんぼおることだろうか。 


 収入から控除されるものとして、10万円以上の「高額医療費控除」というのがある。一昨年入院費が何十万とかかったので、この控除をうけた。今年(昨年分)、家内と私の医療費を電卓で計算したら10万円を超えていた(入院もしていないのにびっくり) 

 3年前から確定申告はe-Taxでやっているが、一昨年の医療費控除については、領収書を税務署に送った。せっかくe-Taxでやっているのにとよく見たら、「領収書を入力したら送らなくてもよい」ことがわかった。
 やってみると大変、一応コピーが出来るシステムにはなっているが、氏名、医療機関とその住所、かかった医療費を伝票ごとに入力しなければならない。かかる医者は決まっているので、伝票ごとではなく、医療機関ごとに日付と金額を入力できるようにすれば、すごく入力が簡単になるし、システムの記憶容量も節約できるのにと思った。
 2時間ぐらいかけて入力し終わったら、ぴ〜んぽ〜ん(ホントは音は出ないが)控除額は0円??? 最初から領収書を照合したら、一枚入力漏れがあった。そしてe-Taxが出した医療費控除の答えが700円

 なんと10万円を超えたら全部が控除されるのではなく、超えたぶんが控除されるのであった。(常識か?) ということは、返ってくる税金は多くて70円ぐらい。 

  これがホントの「くたびれもうけ」(*_*;