2013年2月14日木曜日

牛すじとこんにゃくの煮込み丼

牛筋とこんにゃく煮込み丼
牛筋とこんにゃく煮込み丼

 近くのTKDYAという地場産の野菜や肉を売っている店に牛肉切り落としを買いに行ったら、久しぶりに「生の牛筋」があった。1kgもとめて、早速圧力鍋で下ごしらえし、真空パックで小分け冷凍し、スープもキューブ冷凍した。

 関西では粉物(たこ焼きやお好み焼き)を好むが、お好み焼きのトッピングに「筋コン」というものがあるらしい。”らしい”というのも、長いこと住んでいたがまだ食べたことがないのだ。牛筋とこんにゃくは相性がいいのだろうと、夕食に「牛筋とこんにゃくの煮込み」をつくり、産みたての卵も手に入ったので丼にしてみた。試作にしては、とびきり「うまがったべごまげたぁ」(うまかったうしまけた)


牛筋とこんにゃく煮込みどんぶり


牛筋とこんにゃく煮込み

1.材料(2人分)

牛筋(下ごしらえ済みのもの) 150g
こんにゃく 150g、大根 100g、白ネギ 1本、 
◎調味料A
 牛筋を下ごしらえした時のスープ 150cc
 しょうゆ 大さじ2、みりん 大さじ1、砂糖 大さじ1
◎調味料B
 みそ 大さじ1〜2 、しょうが ひとかけ千切り 

2.作り方

1)牛筋は食べやすい大きさに切る。大根とこんにゃくは1cm角、白ネギは1cmの小口切り
(2)なべに調味料Aをわかし、牛筋、大根、こんにゃくをいれ、フタをして弱火で15分煮込む。
(3)大根が煮えたら、味噌を溶かし入れ、しょうがの千切りをくわえ、弱火でさらに5分煮込んで完成。
(4)丼にたきたてのご飯を盛り、煮込んだ牛筋と汁をたっぷりかけ、真ん中に生卵をのせる。
※こんにゃくは近在の手作りこんにゃくだったので直接煮込んだが、スーパーで売っている普通のこんにゃくの場合は、一度ゆがいたほうが良いと思う。

★牛筋の下ごしらえ
(1)鍋に牛筋をいれ、たっぷりの水で一度煮こぼし油をあらう。
(2)牛筋を適当な大きさに切り、圧力鍋に入れひたひたの水、酒200cc、しょうが薄切りひとかけ、しろねぎの青い部分一本を加え、加圧40分。圧力が下がるの待って完成。 

 滋賀県では一年中、生の牛筋があるが、飯田では冬しか無い。なぜか聞いたら、飯田ではすき焼きは冬の料理。夏場は牛肉があまり売れないので、牛を解体する量が少ないのだそうだ。(TKDYA肉担当のお兄ちゃん談)
 私も最初びっくりしたが、滋賀県では5月の連休中も8月のお盆も、もちろんお正月もごちそうは「すき焼き」なのだ。