先日写真で紹介したササユリを描いてみた。外でスケッチしようとしたら、すぐに大きな蜂が飛んできて「おい！何してんねん。ブ～ン？？」といちゃもんを付けてきた。たった一輪のササユリに気の毒だったが、切花にして部屋でスケッチする。
本当は、ユリのためにも花を切ったほうが良いらしい。３０代の頃、毎年夏休みに徳之島へ遊びに行った。船で隣の沖永良部島に行った時、テッポウユリの球根を土産にもらった。その時聞いた話。球根を育てるため、花はみんな摘んでしまうのだそうだ。この球根、その後、私の清水の実家で１０年以上も咲き続けた。
それにしても、花の島”沖永良部”のユリが一面に咲く頃行ってみたかった。
外ではあまり気が付かなかったが、部屋に入れたら、上品な香りが家の中どこにいても漂っている。ヤマユリのような強烈な香りではなく、かすかに匂う程度なのだが、素晴らしい香りのプレゼントの夜を迎えた。
