「夏が過ぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう」
井上陽水の「少年時代」のでだしだ。 以前NHKの陽水の番組で、司会者が「風あざみってどんな花ですか?」と野暮な質問をしていた。 陽水流の言葉遊びなのだ。
この詩では秋に咲いていることになる。
雨仰庵では、野草としてアザミがアチラコチラに咲いているが、花の時期は、6月から9月ぐらいまでだろうか。夏中どこかで咲いているような気がする。
この普通のアザミの他に、「フジアザミ」も自生している。これは、一枚の葉っぱが1mもあるお化けのようなアザミで、花は10cmぐらいで下向きに咲く。
久しぶりに「手描室」自主トレをした。アザミは描いてみると構図が難しい花だった。花、上の葉、下の葉とまのびがしていて、しかも大きさのバランスが悪い。
しかし、この艶やかな赤紫の花と葉っぱのコントラストが好きだ。
我々には懐かしい「あざみの歌」というのがある。昭和24年作とあるので、団塊の世代が生まれた頃の歌だ。雄勝のYAさんがいたら、曲名を聞いた途端に歌い出すに違いない。そして延々とマイクを離さない・・・(^^)