雨仰庵の花２ ヒマラヤサクラ草の巻

　　明け方は０℃だったが、日中は１５℃。やっと昼間はストーブがいらなくなった。
　　藪の中でウグイスも鳴き始めた。私のピアノと同じ下手くそで、ずっと練習中だ。

　　早春の花も選手交代の時期に来たようだ。一番に頑張っていた”福寿草”は、お疲れが出て、暗くなっても花を閉じなくなった。雪の中で咲いていた”雪割草”も、暖かくなって、ぐったりしている。
　　満を持して”ヒマラヤサクラ草”が咲き出した。ブログ「雪割草の巻」で書いたとおり、飯綱高原のロッジピノキオから一緒に来て４年間、毎年かかさず、可憐な花を咲かせている。パステル調の花と葉が、なんとも好きだ。

　　誰もが「良い季節になりましたね」と喜ぶこの季節、私の体調は”雪割草”と同じ。毎年、ウルトラマン・カラータイマーがピコピコ鳴り出し、グッタリとして動けなくなる。