夕映えの甲斐駒ヶ岳 |
今日はピアノレッスン日、新しいお弟子さんが見学に来られた。20人ほどいるK先生の弟子の中で、私が最高齢だが、今のところ、小学生の後輩がたった一人。これで、後ろから三番目になるわけで、少し威張れそうだ。シニアの女性だが、私と同じ、子供の頃からの夢だと言っておられた。とてもすてきな事だと思う。
昨夜の嵐の影響か、朝出かけるとき雨仰庵周辺は積雪。伊那谷を北上中、左に見える木曽駒ヶ岳も吹雪だった。
実は、伊那谷からもう一つ駒ケ岳を望むことができる。南アルプス北端の「甲斐駒ヶ岳」だ。数ある駒ケ岳の中で、甲斐駒が一番、木曽駒が二番目に高い。
甲斐駒は私が好きな山の一つで、40数年前の学生時代、秋の試験休みに登ったことがある。すごく険しい山で、相当バテた憶えがある。残念なことに、飯田からは仙丈ヶ岳に隠れて見えない。こちらに来てからすぐの真冬、60km先の杖突峠を超えて、日野春まで写真を撮りに行った。だが山の形は、伊那から見るのが一番いい。
レッスンの帰り、伊那インターの少し南、小黒川SAで一服のため駐車したら、ひときわ光っている山が見えた。この写真の甲斐駒ヶ岳だった。コーヒーを買って戻ったら、もう見えなかったのでほんとについている。