同じ町内で、自生しているカタクリが咲いたようだ。保存活動をしている地元有志が、4月上旬に”カタクリ祭”を毎年開いている。 3年前までは写真を撮りに行けたのだが、最近の私の足では、山道を登れなくなった。
今年は咲かないのかと思っていたが、雨仰庵でも一番遅く芽が出た真ん中のカタクリが、桜と同じ日に咲いた。 これは、下の絵のように、春の女神”ギフチョウ”が、カタクリの蜜を吸うところを写真に撮りたくて植えたものだ。前にも書いたが、ギフチョウの食草「カンアオイ」も植えてある。
ギフチョウが羽化する早春の花は桜、カタクリなど、そんなに多くはない。しかし桜にしてもカタクリにしてもギフチョウがよく似合う。
ところがどっこい、カタクリの蜜を吸うどころか、カンアオイに卵を産んでもらうだけで大変だ。去年はダメだったが、今年はなんとか産んでほしい。 こんな写真が撮れたら、もう思い残すことはない。
とは言ったものの、思い残すことが多くて困っている(^^ゞ