西から嵐がくるというので、最後のチャンス。昨日朝から、毎年めぐっている桜に会いに行ってきた。あまり人が出ないうちにと、朝飯抜きで出かけたが、どこにでもあると思っているコンビニが、コース上になかなかない。結局、10時半になって、やっとパンをかじることができた。
まず一番目は、麻績神社の「舞台桜」。ことしも見事な枝垂れっぷりだった。
次に向かったのが、高森南小学校。ここは校庭の周りを見事な桜が囲んでいる。連続写真はYouTubeで。
高森南小学校の桜 - YouTube
次は同じく小学校だが、高森から10km先、中川西小学校の入り口の桜。なぜか、訪れる人は少ない。こんな立派な桜に迎えられる新入生は幸せだと思うが、残念ながら今年は、入学式に桜は間に合わなかった。
続いて同じ中川村だが、天竜川を渡って、大草城址公園。ここはエドヒガンやソメイヨシノなど数種類のザクラが爛漫と咲き競っている。駐車場は満杯。多くのアマチュアカメラマンが、中央アルプスの雪を背景に、桜を撮ろうとやって来る。だが、昨日は花曇り、お山は見えず。
出店もでていて、たいそうなにぎわいだ。ホットパンツ姿の綺麗なお姉さんが、桜餅とよもぎ餅を売っている。 思わず、一人では食べきれない餅を、12個も買ってしまった。中川村観光課もなかなか商売上手だ。
帰りは少し遠回りをして、中川村2本目の橋、坂戸峡の桜のトンネルを通って国道153号に抜けた。
どこの桜も、もう花吹雪だった。
「おぅ、おぅ、おぅ!この桜吹雪が目にへえらねえか」
遠山の金さん。この天竜川のひとつ東の谷筋、遠山郷が、その知行地だった。いまは飯田市になっている。