2011年12月27日火曜日

伊那谷は氷の国 毎年何かが起こる

スローライフを目指して
いたとは思えない
最新式トイレ

今朝、起きがけにいつものようにトイレに行った。着替えをしながら毎日の行事としてストーブの前で越冬から目覚めるクマのようにボーっとしていた。又しばらくして朝食の準備をしようと、その前にまたトイレに立った。すると先ほどのが、流してない(-_-;)  一瞬、ついに来たかと思った。そういう人たちの話を家内から聞いていたからだ。しかし、再度流そうとしても”カチッ、カチッ”と音がするだけで流せない。台所に行って蛇口をひねると、やはり水も温水もでない。朝食どころではなくなってしまった。
長野県を、ひっくるめて雪国と呼ぶ人が多い。しかし北部豪雪地帯と比べ、この南部伊那谷は雪国と言うより氷の国だ。積雪はたいしたことがないが、とにかく冷える。 水道が凍るハプニングはこの5回目の冬で、(性懲りもなく)5回目だ。最初は、新築当時(20年前)の凍結防止設備の劣化から1回目の越冬で3回、次々と起きた。最悪は、1週間留守にした時に風呂のサーモ付混合栓が破裂して修理に7万円も取られた。ちゃんと手順どおり水を抜いてたのにだ(どう考えてもサーモコントロール部に水が入るなんて不良品だ・・・いまだにTOTOから回答がない)。次に困ったのは昨年の12月末だ。風呂に入るつもりで水を抜いて掃除をしておいた。年賀状彫りに半徹をして、結局3日間風呂に入れなかったが、その後、温水器の配管が爆発した。(冬期夜間は、風呂の水を抜かないでくださいと説明は受けていた。) 今回は、この夏工事した合併浄化槽の業者が、凍結防止のコンセントを抜いて放置したのが原因だった。 水道管にヒーターを巻くのだが、この電気代が馬鹿にならない。夏の電気代5~6千円に対して、冬2万円を越える。電気暖房はないので、凍結防止に約1.5万円掛かることになる。井戸水ならこんな必要がないが、文明と言うものはエネルギーと金を無茶しているなと思う。
近くのカインズホームで、この凍結防止ヒーターの節電グッズが売っている。通常外気温が4度になるとスイッチが入るらしいが、この節電装置を間にかますと2度でスイッチが入るらしい。が、近所の爺さんこれを付けたら、次々と水道管が爆発した。節電が利きすぎたのだ。