2011年12月25日日曜日

歳をとる事と老人になること

寝室からの景色
歳をとると毎日の昼寝が欠かせない
今日の昼寝タイムの窓の外、この冬一番の雪
私はこのブログでも「歳をとった」とか「爺さんになった」と、よくぼやいているが、「老人になった」と思ったことは一度もない。時間の流れとそれに伴う身体の変化、考え方の変化は受け入れられても、「老人」という型枠に、特に行政が決めた枠の中に入れられるのが嫌なんだと思う。
以前住んでいた「村の掟」に詳しい家内によると、「数えで65歳になったら、村の老人会に入ることになっている。」とか。今年その歳を迎えてしまった。本来ならば、村の老人会の若手として、先輩達のお世話をしなければならない。つまり、老人会のパシリだ。ある意味、そういう付き合いが苦手で飯田まで飛んできたが、逆に、世間のお役に立てず、誠に身勝手で申し訳ないと思う。
ボランティアで、その老人会のお世話をしたことがある家内から、「一日バス旅行する時、昼寝タイムをとる、広い畳の部屋を確保するのが大変だ。」と聞いたことがある。私も最近昼寝が欠かせなくなった。昼寝をしないと体の調子が悪いので、だんだん遠出が億劫になる。今日もぼ~んやりとしながら、ベッド脇の窓から雪景色を眺めていた。
こんな気ままな爺さん、行政の決めた老人枠に入るのが嫌だと言いながら、「老人福祉・・・補助」などと市役所からアナウンスがあれば、真っ先に手を挙げて跳んで行く・・・穴があったら入りたい(^^ゞ