2014年1月8日水曜日

初めて自分の脳の中を視る

最近やたらと物を落とすようになった。一番危ないのは、調理中に包丁をよく落とすことだ。なんべんとなく足の甲を直撃した。まだ刺さったことはない。
 不幸なことは、さぁ食べようとおかずを盛った皿を落とすことだ。皿は割れる、床は汚れる、飯は食えなくなる。三隣亡(さんりんぼう)とはこのことかと思う。

昨年暮れ、かかりつけの医者に高血圧のいつもの診断と薬もらいに行ったとき、この相談をしたら「筋力低下の病気のせいではないですかね」という。「気をつけて慎重にやると物を落とさない」ということは脳梗塞ではないらしい。
 これ以上どっか悪くなって障害が増えるのも嫌なので、念のため市立病院の脳神経内科に紹介状を書いてもらった。

今日がその診察日。ここには今の神経系の病気のことで2年前にお世話になった。「前と筋力は同じで、進行はしてませんよ」と言う診断。
 頭を指して「ここは詰まってませんかね?」と聞いたら、「安心してもらうために脳CTを撮りましょうか?」ということで頭スキャンをしてもらった。

初めて見る自分の脳みそ。
「腐ってるみそ、ないですか?」ときいたら敵もさるもの、平然と「腐ってるとこないですねぇ」と応える。 真ん中あたりに真っ白に映るかたまりが(><) 「これはカルシウムです、問題ありません。」・・・昨年骨折したとき骨粗しょう症の診断を受けたが「カルシウムがこんなとこで油を売っていやがったのか」と思った。

脳みそも一応すき間なし、梗塞もなし、腐ってもなし。これで一安心。

結局、残る結論はただひとつ「年のせい」 65歳以上の方「この頃そんなに物を落としますかね?」