2014年1月20日月曜日

雨仰庵仙人のボケ事件簿(3)

煙がこの冬2番目の寒さ。周辺は昨年暮れに降った雪が根雪になりツルツルのツルツル。この寒さに追い打ちをかけるように雨仰庵では次々と事件が発生している。

1.トイレ洪水事件スッポンの巻

昨日、ことを済ましてトイレの水を流そうとしたら流れず、流そうとするたびますます水が増え、これ以上はあふれるという限界まで来てしまった。未経験ゾーンに突入した仙人は、頭がパニクって家内に緊急出動を依頼すると「直るよ」と平然としている。職場では度々トイレ詰り事件が起きていたのだそうだ。

”トイレ・スッポン”が要るという。昔、吉本の番組で、ハゲた芸人の頭にスッポンとくっつけていたやつだ。寒い日にトイレが使えなくなり、私も溢れそうになってきたので、泥縄で買いに走り、スッポンを買う前にまずトイレに駆け込んだ。
 家内の言うように一発で怪傑黒頭巾、スッポン万〜歳!!!

2.火災報知器鳴動事件

今朝、急に木が燃えるような匂いがして部屋中煙が充満した。「クィックィックィッ!火事です火事です!クィックィックィッ!」結構大きな声で火災報知器が鳴る。

家内が天井を指し見上げると、ストーブの煙突からもうもうと煙が出て、少し赤い火が見える。    消火器でなんとか火は消えたが部屋に煙が充満。    そのうちとなりのピアノの部屋からも火災報知器が鳴り出す。「うるせぇ、いそがしいんでぇ」と言いたくなるが、音のとめかたがなかなかわからず、二日連続で頭がパニクる。
 
煙をだすため、窓という窓を全開。外はマイナス3℃、いっきに寒気が流れ込み、部屋の中でダウンを着るはめになった。

業者の方に緊急要請をして見てもらった結果、煙突の水平部に灰が詰まって穴が半分になっていたそうな。その詰り物がオーバーヒートして、つなぎ部に巻いてあったアルミテープが燃えたようだったが、大事に至らず一安心。
 
今朝はこの冬2番目の冷え込み暁方マイナス8℃。ピアノの部屋との仕切りを開け放してストーブをガンガン焚き、冷凍ピアノを解凍していた矢先の事件だった。

おととし煙突にカラマツの落葉が大量に入り込み、詰まったので対策をしてもらった。それでもう大丈夫と、このシーズンは油断してメンテナンスをケチった。けちは災いのもとだが、万事塞翁が馬、火災報知器が正常に動作することがわかった。