2012年6月10日日曜日

鶴ちゃんのハチミツ

DSC08207  朝食はパンと野菜のスープかサラダ。それに自家製ジャムをトッピングしたヨーグルトとコーヒー。
  食パンは以前、八切を一枚トーストしていたが、ふんわり感が気に入って、最近は四ツ切にしている。そのままでは、倍のカロリーになるので、半分にカットして食べる。

  私はパンにはジャムを塗らない。そのかわりハチミツを塗って食べる。このハチミツが特別のハチミツだ。

  よく話にでてくる近くの美味しい蕎麦屋「屯」のご主人が、だいぶ前に「ミツバチに刺された」と大騒ぎをしていたことがある。よく聞いてみたら、自分が趣味で飼っているミツバチに刺されたとのこと。それが、養蜂家が飼っている西洋ミツバチにあらず、日本ミツバチだった。
  日本ミツバチは、草花の蜜は吸わず、樹木の花の蜜を求めて飛び回るらしい。ここらへんは春になると、桜、桃、梨、杏など、花が一気に咲く。だからこのハチミツは、いろんな花の香が混ざっていて、非常に濃厚で複雑な味がする。色も黒っぽく、少し酸味がある。
  屯のご主人の蜂の師匠が鶴ちゃんだ。紹介してもらって、いつも、この貴重なハチミツを分けてもらい、朝食にいただいている。

  雨仰庵では、家内が来ても同じメニューなので、こんな朝食ではエネルギー不足らしく、彼女はよその家に上がりこんでは、いつも大量のお菓子をおよばれして帰ってくる。なんだかミツバチに似ていないか。