2012年5月31日木曜日

ウスバシロチョウ

IMG_1876

  今朝、出かけた帰りに近所のチョウキチIGさん宅の庭を拝見した。こつこつと整備し、どこかの植物園のように、いろんな山野草が植えてある。わたしにはずい分と珍しい花が咲いていた。次の手描室は花屋へ行かずに、IGさん宅の花をこっそりと頂戴することにしたい。

  花を見ていると、標本でしか見たことがない蝶が翔んできた。ウスバシロチョウだった。IMG_1855IGさん曰く、別に珍しくない。
  普通、チョウの翅(はね)は鱗粉でおおわれていて、そのために鱗翅類とよばれている。このウスバシロチョウは変わり種、鱗粉がないのか薄いのか、トンボの翅のように半透明だ。
  ケマンソウやエンゴサクを食草とし、IGさんの庭には両方とも大きな株がある。どおりで我が家には翔んでこないわけだ。 白と黄色の二種類、ポケットデジカメに納めることができた。白いやつは、マーガレットになりきっていて、最初どこに写っているのかわからなかった。

  このウスバシロチョウは、シロチョウという名前が付いているが、種類はシロチョウ科ではなく、アゲハチョウ科だ。 図鑑のモンシロチョウのあたりを探しても出てこないわけだ。ややこしい(^^ゞ