朝晩はまだストーブがいるほど冷えるが、日中は夏だ。たまらず二重サッシをやめ、一気に網戸にした。二重サッシは断熱効果もさるものの、遮音効果も抜群だ。
今日網戸にした途端、風とともに沢の音、野鳥の鳴き声が、わーっと入ってきた。
時々軒下が、クチュクチュクチュピーピーと騒がしい。みると、むかしムササビ松平君のために作った巣箱をカワラヒワが間借りして、子育ての真っ最中だ。カワラヒワは、雨仰庵にくる小鳥の中では、一番強いというか、図々しいやつだ。シジュウカラやヤマガラはひまわりの種を一回一回くわえてどこかで食べるのに、この鳥はえさ場に腰を落ち着けて、あるだけ食べて帰る。
今は子育てのため、ひまわりはほとんど食べず、一生懸命毛虫のようなものをくわえて飛んでくる。そのたんびに、ヒナの頂戴頂戴クチュクチュクチュピーピーが始まるのだ。
昼ごはんを食べている最中、ふと気がつくと結構大きなシマヘビが、ヒナを狙ってベランダの柱に巻きつき登っている。よくあんな高いところに、ごちそうがあるとわかるものだ。
なにが苦手といって、嫁も怖いが蛇が苦手。必死の思いで、棒で追い払ったが、棒に巻き付いてこっちに来ないかと怖かった(><)