オオムラサキに来てもらいたくて、昨年、庭先に榎(エノキ)を植えたことは書いた。 このエノキには、他にもこれを食樹とする蝶たちがいる。よほどおいしいのだろうか?
ゴマダラチョウ、テングチョウなどがそうだ。他に、蛾の毛虫もいっぱいついていた。
エノキは、他の木よりも芽を出すのが遅く、昨年は移植に失敗したのではと心配した。今年も最近になってやっと芽吹き、一番乗りで、テングチョウが産卵にやってきた。
名前の通り、顔の先が長い。タテハチョウの仲間で飛ぶのが速く、飛翔中の写真は、すべてピンぼけだった。
エノキでは、中学一年のときの、国語の漢字試験を思い出す。他の問題は覚えていないが、「えのき」を「榎木」と自信満々に書いて、満点が取れず、がっくりしたことがあった。友達に「榎木(えのき)」君がいたのだ。