以前も書いたが、私は電話が苦手だ。だから我が家の電話は、いつも居留守電話にセットされている。めったな事で、私が電話口に出ることはない。よく人に「しょっちゅう出かけているね」と云われる。
世の中うまくしたもので、私が電話を使わない分、家内が十二分に活用してくれている。 彼女は、話しながら独特な相槌を打つ「ほよほよほ~よ~」 どうも、相手の友達も「ほよほよほよほよほ~よ」と言っている。まるで鶯の谷渡りのようだ。滋賀弁で「ほよ」=「そうよ」と言う意味だ。(”ほうよ”が本来だが、彼女たちは早口で沢山しゃべるために、短縮している。大阪弁では、お馴染みの”そうや”or”そや”)
二つ目の特徴として、「・・・んじゃぁね。 ほんでもってによぉ・・・・」と、別れの挨拶をした後、次の話題に入る。別れの挨拶が、単なる段落の結語として使われ、エンドレスの会話へ、ずぶずぶと嵌まり込んでゆく。(注:ほんでもってによぉ=それでね)
三つ目の特徴だが、これは最近発見した、彼女が電話を切るタイミングだ。「ハイハイハ~~~イ」と(最後は伸ばして)「ハイ」を3回繰り返す。 そう云えばピアノのK先生も、電話の最後に「ハイ」を繰り返す。ただし2回だ、そして最後の「ハイ」がもっと長い・・「ハイハ~~~~~イ(^^♪」
「じゃぁまたね」に代わって「は~~~い」が、新しい電話の切り方になったようだ。