先週1月13日の手描室での第2回の課題「バラ」、当日描いた絵は半完成だった。家に持ち帰って仕上げてみたが、なかなか難しい。もたもたしているうちに、モデルのバラがどんどん開いてしまった。あわてて、昨日5枚ほどハガキ大の絵で練習して、本日、新たにもう一枚描いてみた。花が「描いて頂戴」と言うまで、じっと見ろ、と言われたが、バラは、うんともすんとも言わない。また、先生は「水をコントロールするのが大事」と仰っていた。水の量で濃淡や、グラデーションの違いが出る。私のはどちらかと言うと、運を天に任すような状態で、とても水は(家の山の神のように)言うことを聞いてくれそうにない。そして、手直しを、すればするほど、絵が壊れてゆく。まぁ、何とか仕上げたのが写真のバラ。
先日の手描室でのこと、私が帰り支度をしていると、先生が横にいるところに皆が寄ってきて、「まぁ、上手に描けて。特に、この花びらのグラデーションがすばらしいわねぇ(^^♪」などと、同じ箇所を口々に褒めている。当たり前だ、その”花びら”だけ、先生が手本として描いてくれたものだったのだ。