2012年3月30日金曜日

ホラ吹きと高い志のはざま

カタクリの芽庭のカタクリの芽が出た
昨年は咲かなかったが
今年は咲いて欲しい
  男は、なんだか知らないが肩書きが好きだ。たまに人から名刺をもらう時、こちらから渡す名刺がないので、なんとなく引け目を感じる。
そこで肩書きを考えた。
  飯田市吹奏楽部所属 音楽家
担当はなんですか?・・・「ホラを少々吹いてます。」

2012年3月27日火曜日

雨仰庵仙人 7つの習慣

20120327赤石岳と聖岳
本日の南アルプス
結構暖かだったが空気が澄んでいた
  1990年代半ばすぎだった。会社に行こうとするが、体がだるくて起きられない。その頃、まだ病気のことを知らなかったので、自分でも「怠け者の会社拒否症」だと思っていた。そんな現状を何とかしようと、ベストセラーの「7つの習慣」という本を読んだ。中身のことは、よく覚えていないが、「アメリカ人が好きそうな前向き」になる自分自身の躾。ますます疲れそう、という印象だった。

2012年3月25日日曜日

お気楽問題は先送りすべし

DSC05585  昨日はピアノレッスン。高速道路沿いの温度表示はずっと10℃だった。一転、今日は一日中雪降り、我が家の気になる外気温度計はずっとマイナス。雪割草が名前の通りになった。

  レッスンの前に、信濃美術館で開催中の水彩画展、長野駅ビルでの絵画教室の展示会を回る予定で、いつもより早く出かけた。  今度は画家をめざす、多機能型BYボッチ氏が、大胆にも絵画教室入会ひと月で展示するという。昼、現地で落ち合うことになった。そうなると、長野市内のどこか美味しい蕎麦屋に寄りたくなる。信濃美術館から駅へゆく途中、善光寺下のDZNという蕎麦屋を教えてもらった。

2012年3月23日金曜日

春のコンフィチュールⅢ いちごジャム

完成いちごジャム  何日か前に、近くの産直市場で、ジャム用のいちごを頼んでおいた。今朝入荷したと連絡が入った。明日はピアノレッスン、一番悪い日になったが、仕方がない。春のコンフィチュールⅢいちごジャムを作る。(Ⅱとして、八朔のマーマレードを作ったが、文旦とほぼ同じなので割愛する)

2012年3月22日木曜日

雨仰庵の花 雪割草の巻

SONY DSC  淡雪の中で、濃いピンクの蕾のまま、じっと我慢していた雪割草が、いっせいにポンと咲いた。庭に植えて、まる4年になる。

2012年3月21日水曜日

主婦はキュッキュッキュッがお好き

  我々団塊の世代は、進歩的なところと保守的な面が同居しているといわれる。私の知る範囲では、台所仕事やスーパーでの買い物など、家事については嫌がる男どもが多い。定年延長もそろそろ限度、こんな旦那たちが、家のなかに一日中ゴロゴロすることになる。

2012年3月20日火曜日

「手描室」おいてけぼりのアルストロメリア

アルストロメリア  家内は、私以上の物忘れの達人だが、花の名前だけはよく覚えている。知らない花の名前をたずねると、たいがい答えが返ってくる。
  先日の手描室に連れていかなかったモデル。私は、ブログで”アンデスのゆりアリストロメリアと書いた。さっそく、ダメ出しをされた。正しくは、”インカのゆりアルストロメリア”。

2012年3月18日日曜日

なぜか腕がウズウズする


小さな昆虫館Ⅱ

津波から蘇った江差恋しや

  飯田に来る前は、朝から晩までパソコンをいじっていたので、よく人にからかわれた。生活をデジタルからアナログへ戻そうと、こちらに来てから、電子メールも基本的にやめ、手紙も年賀状も手書きに戻した。そして趣味も、アナログの最たるもの”ピアノ”、最近は+”手描室”。こころ穏やかな日々が続いていた。しかし、このブログを始めてから、パソコンに向かう時間が次第に増え、またデジタル依存症になりかかっている。

2012年3月17日土曜日

雨仰庵 春のかたち

福寿草

  あと半月もすると、この伊那谷は花の谷に豹変する。厳しい冬を耐えたほうびにと、うめ、もも、なし、りんご、桜、杏など、一気に花盛りになる。
  しかし、雨仰庵のまわりの林は、すべて枯れ木。玄関脇の水たまりは、一日中氷が溶けず、時々雪もチラチラ。ストーブもフル回転。いまだに冬の中にいる。ほんとうに、あの枯れ木いっぱいに花が咲くのだろうかと思う。

2012年3月14日水曜日

「手描室」自主トレ ヤママユ

ヤママユの繭   ベッドから見える庭にウグイスカグラという木がある。昨年の秋口に、なにか大きなの蛹がぶら下がっているのを見つけた。さわると、ピクピクと動く。「いや~ん、ばか~ん」と言っているようだ。それが、いつのまか違う木にあったので、不思議だった。

2012年3月12日月曜日

しょうゆ飯コンプレックス

宝箱
子供の頃の宝物が
入った箱根寄木細工
  極楽トンボになる瞑想を始めて1ヶ月ほど経つ。いろいろな雑念が浮かんだかとおもうと、突然、小さい頃のことが鮮明に、よみがえることがある。 私の生まれた家(現、静岡市清水区)の近くには、瓦屋さんが何軒もあり、いつも遊んでくれたSY兄ちゃんちも、瓦屋さんだった。(そらとび松平くんを想うの、松平(まつへい)おじさんの家)

2012年3月10日土曜日

春をよぶ雄勝定食

雄勝定食  信州の山奥に住んでいると、ふきのとうや、淡雪をかきわけて芽を出す雪割草に春を感じる。もうじき、庭の枯れ木からタラの芽も顔を出す。
  せっかく芽を出した雪割草も、また朝から降った雪に埋もれた。思い出すと、あの日も雪だった。 東日本大震災から丁度一年経った今日、石巻雄勝から別の春の贈り物が届いた。三陸の春は、この時期採れる「新ワカメ」が運んでくるそうだ。
さっそく夕食に、ありがたくいただく。

2012年3月9日金曜日

「手描室」ふきのとう

手描室「ふきのとう」

  今週は先の水曜日がピアノレッスン、一日おいて手描室。「一週間に一つのスケジュール」仙人としては、掟破り(おきてやぶり)の週になった。だが最近「極楽トンボ」になる訓練をしているせいか、あまり苦にならなくなった。

  「今日も元気だ、楽しいお絵描き」、朝から勇んで、モデルのふきのとうを連れて出かけた。そして今日の「手描室」はいつもと違う雰囲気の教室になった。

2012年3月8日木曜日

庭のふきのとう 春の足音が聞こえる

ふきのとう

  明日は一ヶ月ぶりの手描室だ。前回のモデル候補だったシクラメン、もともと日光が好きらしい。この辺では冬、5度と言ったらマイナス5度のことを言う。雨仰庵の環境では、部屋の中は20度を超えていても、外はマイナス続き。とても、日にあててやることが、できなかった。新しく出た花芽は日光を求めて、茎は白く、ヒョウロヒョロとのび、すっかりモヤシクラメンになってしまった。

2012年3月6日火曜日

春のコンフィチュール 文旦マーマレード

文旦マーマレード
貴婦人の香り”文旦マーマレード”
  雨仰庵玄関前の庭で、フキノトウが一斉に顔をだした。春がそこにいると感じる。この季節になると毎年、神戸のF女史が、箱いっぱいの文旦を送ってくれる。いつも高価なものを申し訳ないと思うが、家内も私も大好きで、有難くいただく。この文旦、食べておいしいのはもちろん、もうひとつ作る楽しみがある。皮をマーマレードにするのだ。雨仰庵御禁制邪夢倶楽部では、マーマレード部門人気ナンバー1。ヨーグルトのトッピングに最高。貴婦人の香りがする。

2012年3月5日月曜日

ダンドリーノながら仙人

粒あん真空パック
家内が、好物の粒あんを作ってくれた
テキパキと真空パック包装した
  山奥での一人暮らしが、もう5年になる。元気になりすぎて、内科ではなく外科的要因で3回も入院する羽目になった。ベッドの上で、着替えや体を洗ってもらうとき「男性の看護師を呼びましょうか?」とよく聞かれた。「とんでもない、このまま綺麗な看護師さんでお願いします」・・・男性が看護職場に入ってきて、あこがれの”看護婦さん”と呼ばなくなった。もともと英語のnurseにも男女の区別がないらしい。

2012年3月2日金曜日

左手で弾くピアノの音が聞こえない

MyPiano  スマートフォンはすごい。電話と言うより、携帯型のコンピュータだ。家のパソコンでやっていることが、外出先でもできる。そして使いたい時すぐ動く。すぐ動くように思えるのは、いろんな仕事(アプリケーション)が、いつも同時に動いているからだ。専門用語でマルチタスクという。
  家内は、何かしている時も、同時に頭の中で何かを考えていて、その物語の途中から突然話しだす。まるでスマホと一緒だ。私にはストーリーが突飛で理解できない。しかし、韓ドラを視ているときに話しかけると、「テレビが聞こえない」といって怒り出す。そして、私が話しかけたところまでビデオを戻す。韓ドラの時はマルチタスクを止めて、全神経集中で見ているらしい。

2012年3月1日木曜日

タコの芋煮風 a la Kelein

タコの芋煮
タコの芋煮風
大好きなこかぶのぬか漬けを添えた

  最近冷凍庫が満杯だ。「生で冷凍、そのまま調理のすごわざ便利帳 : 池上正子著」という本を買って、本末転倒、食べるより一生懸命冷凍に精を出していた。むかし痩せの大食いとして、コンパで割勘負けなしを誇っていた仙人も、出っ腹の細食いになってしまった。大型冷蔵庫を一杯にしては、とても食べきれるものではない。