ベッドから見える庭にウグイスカグラという木がある。昨年の秋口に、なにか大きなガの蛹がぶら下がっているのを見つけた。さわると、ピクピクと動く。「いや~ん、ばか~ん」と言っているようだ。それが、いつのまか違う木にあったので、不思議だった。
これは、ウグイスカグラから隣のリョウブに移ったあとの写真。このまま越冬するのかと思っていたら、行方不明になった。 それが今日、家内がマツポックリを庭で拾っているとき、例のウグイスカグラの下で、ヤママユの繭(まゆ)を見つけた。私は素人なのでわからないが、あれは変態の途中だったのか、それとも違うガなのか?
すこし薄汚れているが、黄緑色のなごりがある。リョウブの枯葉に糸を巻き付け、羽化した穴が開いている。この厳しい冬、どのように過ごしているのだろうか?毎年、親は見かけるが、本物の繭を見るのは初めてで感激した。そこで、自主トレで絵を描いた。
右の写真は、左がヤママユ、右がオオミズアオ。夏の夜の、バタバタとにぎやかな友達。
後注:ネットで調べたら、ヤママユは、卵で越冬するらしい。