2013年12月24日火曜日

雨仰庵仙人のボケ事件簿 その2

年賀状版画始まる

 今年もあと1週間。先生も走り回るという忙しい時期に、大暇こいて何もしない仙人のまわりでも、相変わらずいろんな事件が起きている。

1.版画彫り始まるが即転ろぶ事件

今年も切羽詰まってやっと年賀状の版画作成が始まった。 「Tシャツ君というスクリーン印刷機」のおかげで、ずい分と版下を版木に移す作業は楽になったが、立ったり座ったりの繰り返しが脚にきたようだ。彫りの準備で電気スタンドをコンセントにさし、何かを取ろうと立ち上がった瞬間床にたたきつけられた。室内転倒原因No.1「床をはうコードにつまづく」をそのまま実行、しばらく吐きそうなくらい左膝を打った。
 連休のことで市立病院の救急救命センターにお世話になり、レントゲンの結果は幸いにも只の打撲ですんだ。が、痛いのと力が入らないので膝がわらってたてず、この年末年始は車いす生活確定となった。笑う門には福(ふく)が来るというが、笑う膝には苦(ふぬけ)がくる。ということで賀状は元旦には間に合いそうもない。

2.「民生委員を名乗る男」がむりやり家に上がろうとする事件

病院から帰ってベッドで安静にしていると、ピンポンが3回もしつこくなり、だれかが勝手にドアをあけて玄関に入ってきた。「ケガをして寝ているので」と断ると、男の声で「民生委員の◯◯ですが、Oさん上がらせてもらっていいですか?」と他人の家に上がろうとする。なんど断っても「あがらせてもらっていいですか」を5回も繰り返してやっと帰った。
 家内も滋賀県で何年か民生委員をしていたので夜その話ををしたら、「民生委員が初めて訪問するときはアポの電話をいれて了承を得る。」 「初めての時は、玄関で顔を知ってもらうための挨拶程度で終わる」ということで、怪しいやつと言う結論だった。
 飯田伊賀良地区・民生委員の名誉にかけて、あえて「民生委員を名乗る男」というタイトルにした。金持ちの老人?をねらった詐欺事件も多いので要注意だが、残念ながらわが家は「ア・ラ・ビンボー」で何もない。よそに行ってくれ~~~。