2013年5月1日水曜日

iPhoneナビで家まで180km帰る

Google Map
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 一昨日、子供の頃すごく世話になった叔母の葬儀のため、静岡まで往復した。連休前半のなか、朝から高速には渋滞予想が出ていた。それで飯田から山道を走って三河川合→三遠南信道(佐久間道)から三ヶ日JCT→静岡ICと渋滞区間を迂回して通ることにした。

 車のナビはトヨタ系超大手系列会社のものだが、最新の地図を2万円もかけて更新したのに2年遅れの地図、新東名は出てこない。新東名のほうが走りやすいが、到着予想や、あと何Kmなのかもわからなくなるので、行きは大事をとって旧東名を走った。



 叔母さんのおかげで、久しぶりにいとこ達とも会え滞り無く葬儀も終えた。帰るとき「この葬儀場からは、静岡SAのスマートゲートから入るのが便利」と教えてもらった。私の知っている限り、新東名の静岡SAはとんでもない山の中。おまけに我が車載ナビでは検索しても出てこない。
 そこでiPhoneの地図で検索したが、やはり出てこない。よく考えたら、アップルの役員がクビになった「いわくつきの地図アプリ」 改めて「Google Map」で検索すると「新東名 静岡SAスマートゲート下り」と出てきた。

 以前、最寄りバス停から京都水族館まで歩いて使ったことがあるが、車では初めてiPhoneのナビ機能を使うことにした。「400m先左方向です」など、iPhoneがしゃべる通り走ったら、みごと「スマートゲート下り入り口」にたどり着いた。地元の人でも相当ややこしい道だった。

 我がナビは新東名を走っていることがわからず、たまたま地道の上空を通ると「ぽ〜ん・ん しばらくみちなりです」 と、トンチンカンな案内を繰り返す。うるさいので、テストも兼ねて、雨仰庵までもiPhoneに案内させることにした。
 指示通り走らせたら、家の駐車場に入るところ1mで「右です」と言った。車載ナビは、1kmも手前で「近くまで来ました。気をつけて走行ください」と案内をうち切ってしまう、ど〜んくさぁ。

 スマートフォンが普及したおかげで、CDが売れなくなった。コンパクトデジカメが売れなくなった。パソコンが売れなくなった、など、日本の大手企業が困っているが、こんどは「カーナビが売れなくなるな」と実感する。

 今朝のIT関連ニュースで「アップルが、iPhoneの車載機器の開発を、アメリカの自動車メーカーと共同で行なっている」とあった。iPhoneを差し込むと、車のコンソールパネルにiPhoneのメニューが表示され、電話、音楽、メール、地図(ナビ機能)などなどが表示されるようだとあった。

  googleは自動運転する車をもう公道試験している(らしい)し、やっぱりなぁ・・・・