2013年10月12日土曜日

手書き室 「内藤唐辛子」

内藤唐辛子

昨日は手描室、先月描き始めて仕上がっていない「唐辛子」とリンドウをモデルに持って出かけた。

天に向かって炎を噴き出しているような「唐辛子」が好きで、描きたいと思っていた。今年の5月、ピアノレッスンに通う途中、中央道上り「小黒川SA(伊那)」で唐辛子の苗を売っていたので、これはとばかりに買い、えっちらおっちら水や肥をやって育てた。

9月になって赤い炎になって燃え出した。家内に鉢に植え直してもらい、先月の手描室に持参したが、体調不良で完成せず、2回の教室にまたがって昨日やっと完成した。

この唐辛子、苗についてきた説明書には「内藤唐辛子」という特別な名前がついていた。江戸時代、高遠(たかとう)・内藤家の江戸屋敷があった(内藤)新宿で栽培されていた「江戸野菜の八房唐辛子」で、いま東京でこの唐辛子を復活させるプロジェクトがあるのだそうだ。
 そして内藤家ゆかりの高遠でも普及のためのプロジェクトが立ち上がり、小黒川SAでも苗を売っていたということらしい。

雨仰庵も普及に協力して、来春この種を蒔いてみようと思う。そのまえに食べちまわないようにしないと・・・