2014年1月16日木曜日

禁宅配デー設置委員会発足

今日の南アルプス「一日中寝ていたい」今日はそんな朝の調子だった。起きるには、まず着替えに10分弱かかる。立ったままの着替えができないので、ベッドに腰掛けたまま、いんぐりもんぐりと靴下・パッチ・最近のひとはパンツとよぶズボンに脚を通す。そして「えいやぁ」と掛け声とともにやおらたちあがり、膝あたりでうろうろしているパッチやズボンを引き上げるのである。ズボンはチャックを閉めたりバンドをしたり大変なので、このごろは楽なトレパン(いまはスエットパンツと言うらしい)を部屋着としてはいている。

話が長くなったが、今日は着替えの話ではない。ベッドのなかでメールを見たら、荷物を送ったというのが4件もあった。もう欲しいものはないと言いながら毎日宅配便が届く。そろそろ宅配業者から「高級顧客様」として感謝状をもらえるかもしれない。今日の予定は、いつ来るかわからないゆうパック2件、クロネコ2件。 この前は朝9時半に来たことがある。その時は調子が悪くまだベッドの中、パジャマで玄関にでるのは嫌だし、着替えるのはすごく時間が掛かるし、申し訳ないが居留守をつかってじっとピンポンが鳴り止むのを待った。 今日は仕方ないので起きることにする。

先日家内がドラッグストアで貰ったくじをめくったら”大吉”大当り、明日を期限に全商品20%引きとある。どうせみんな大吉という”おとり作戦”だと思うが、わかっていて騙されたふりして買物をするのも大人の作法。銀行で大金?をおろす必要もあったので、起きたついでに今日はズボンをはいて出かけることにした。別に宅配業者に気をつかうことはないのだが、荷物が来るまでにと9時前に出た。ヒッキーをしていると外の天気も景色もわからない、久しぶりに見る「坂を下る途中の南アルプス」が綺麗だ。

幸いにも外出から帰っても宅配が来た形跡なし。気遣いをモットーとする仙人としては、来るのがわかってしまうと昼寝もせずトイレもがまんして、べんかんべんかんと待つことひさし(注:”長時間待つ”という静岡弁) しかし荷物が届いたのは、ゆうパックも猫も夕方4時半過ぎだった。「待ちかねたぞ武蔵!」まるで佐々木小次郎の心境だ。
 ほんとに疲れた、こんなことなら昼寝しとけばよかった。ノンベェが禁酒デーを設けるように、禁宅配デーをつくらねば、ゆっくり寝ることもできない。

先日90数歳でお亡くなりになった竜王のオバァちゃん「寝ていたら楽やがな、もうこれ以上こけへん」(訳注:「寝ていたら楽ですよ、もうこれ以上転ばないし」)けだし名言、あやかりたし(^^)