2011年11月11日金曜日

何故かブータンの風が吹いている

ブータンシボリアゲハ
  10月30日(日)夜NHKで放送された”秘境ブータン 幻のチョウを追う”という番組をご覧になった方も多いと思う。 半分チョウキチになっている我々夫婦が見逃すはずもない。
なんと85年ぶりに確認されたとか。現存する標本は、その85年前に採取された大英博物館にあるものだけだったらしい。
 
  また、長野の友人BYボッチ氏のつてから知ることになった月尾嘉男・東大名誉教授。先生がプロデュースするBS-TBSの「地球千年紀行」という番組は、私が好きな番組の1つだ。10月23日の放送は”ブータン王国~「足るを知る」生活で伝統を守る”という内容であった。 なぜかここのテーマもブータン。実は「足るを知る」という言葉は、最近の私がモットーにしている言葉である。
 
  昨日は家内が敬愛している、完全チョウキチのM博士のお宅にお邪魔させていただいた。もちろんブータンシボリアゲハの話も弾んだ。ご夫妻で数年前にブータンを訪れられたとか。おいとましようと部屋を出るとき、ふとドア付近に置かれた一冊の文庫本が目に留まった。
「秘境ブータン」(岩波現代文庫) M博士の奥様の父上が著された本であった。日本人として初めてブータンを訪れた方だと言う。
帰る車の中には、ちゃっかりとその本があった(^^ゞ
 
  このように最近私の周りをブータンの風が吹き抜けている。映像を視ると、すべての風景・風俗・習慣になぜか懐かしい気持ちがわいてくる。一度行ってみたいと思うが、今の私の体調では残念ながら無理だ。

PS: 実は家の中にも”ぶーたん”が一人いて、ひらひらと翔んでいる(^^)