昨年9月の手描室で「ツリフネソウ」を描いた。普通のツリフネソウは花が薄い赤紫色をして、秋に咲く。
庭をウロウロしていたら、葉っぱがギザギザした変な雑草がある。引っこ抜こうと思ったら、家内が近所の人から貰ってきた「キツリフネソウ」だという。この近くに自生しているらしい。引っこ抜かなくてよかった(^_^;)
キツリフネソウと言えば、10年ほど前、羽黒山の山門から五重の塔に降りる石段の途中で、一輪咲いていたのを見たことがあるだけ。私にとっては珍しい花だ。
そのキツリフネソウが最近咲き出した。てっきり、秋咲くものと思っていたのでびっくり。黄色のは初夏に咲くのだそうだ。
よくみると、ギザギザの特徴のある葉っぱがあちこちに生えている。いかにも雑草という感じの「普通のツリフネソウ」にくらべ、葉も茎も華奢(きゃしゃ)だが、こいつもなかなか強い草らしい。